西村さん、3個目の新彗星を発見

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静岡県の西村栄男さんが8月13日の未明、新彗星を発見した。西村さんの彗星発見は2021年7月以来で、今回の発見が3個目となる。

【2023年8月16日 CBETMPEC

静岡県の西村栄男さんが8月13日3時45分ごろ(日本時、以下同)、ふたご座の領域に、5分角ほどのコマが見られる約10等級の新天体を発見した。さらに、前日12日の3時15分ごろに撮影した画像にこの天体がすでに写っていたこともわかった。

その後、山口県の吉本勝己さんほか世界中の観測者により確認観測が行われ、尾が伸びている様子などがとらえられた。既知の天体でないことも確認されたことから、「西村彗星」(C/2023 P1 (Nishimura))と命名された。

吉本さん撮影の西村彗星
西村彗星(撮影:吉本勝己さん)。14日4時30分ごろ撮影

西村さんは2021年7月に新彗星を発見しており、今回の発見は通算3個目となる。


西村彗星は今後ふたご座からかに座、しし座へと東進し、9月10日ごろまで未明~明け方の東の低空に見える。順調に増光すれば9月には5等前後まで明るくなる見込みだ。星図や明るさの見積もりは星空ガイドのページを参照のこと。

地平座標の星図
明け方の見え方(場所の設定は東京)。背景の星座に対する位置を表している。彗星は模式的に表現。「ステラナビゲータ」で星図作成。画像クリックで星空ガイドのページ

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