1998

12月の

星空
冬の大三角形が夕方の東空高く昇ってくる頃、夜空は冴えわたり、星々がきらびやかに輝く冬が訪れます。7つの1等星が夜空に競演しています。3日の満月直前のアルデバラン食と、14日のふたご座流星群極大が今月のおすすめです。
←前の月へ 次の月へ→
1998年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
今月の星空 バックナンバー

月齢カレンダー


トピックスTopics

14日のふたご座流星群が今月のお勧めだ。極大時には1時間あたり50〜90個くらいの出現が期待できる。輻射点はふたご座α星のすぐ近くで、一晩中観望できる。比較的歴史の浅い流星群で、最初の観測は1862年で、21世紀には見られなくなると言われている。今年は下弦過ぎの月が明け方になって昇ってくるが、条件は決して悪くないので、月に関係なく観望してみたいものだ。

今月の

天文現象

カレンダー

12月3日 おうし座アルデバラン食

12月17日 月、水星の接近

12月23日 こぐま座流星群が極大

12月25日 月が木星に接近


南の空South

Southern sky chart

 南東の空に昇ったオリオン座の足下から南の地平線にかけては、エリダヌス座が大きく蛇行しながら伸びているが、暗い星が多いので、実際の空で星座の形をたどるのは容易ではない。全天一の明るさを持つ、おおいぬ座のシリウスが東の低空でひときわ明るく輝いているのが目立つ。

北の空North

Northern sky chart

 夕方の北西の空には夏の星座、南西の空には秋の星座たちが残っていて、夏の大三角、秋の四辺形、冬の大三角を一度に見ることができる。


惑星Planets

×2日に内合、見えない

◎20日に西方最大離角、明け方の東空に見える

×見えない

△夕方の西空低い

○明け方南東の空に見える

◎14日に東矩、夕方の南の空に見える

今月の動き

へびつかい 5.9

さそり

てんびん

さそり

へびつかい -0.4

へびつかい -3.9

いて -3.9

おとめ 1.4

おとめ 1.0

みずがめ -2.5

みずがめ -2.3

位置と等級

◎夕方の南東の空に見える

×夕方の南西の空低い

×夕方の南西の空低い

×2日に合、見えない

今月の動き

うお 0.1

うお 0.2

やぎ 5.8

やぎ 5.9

やぎ 8.0

へびつかい 13.8

位置と等級


Copyright(C) AstroArts Inc.  AstroArts All rights reserved.