1998

11月の

星空
晩秋の東の空からは、オリオン座をはじめとする冬の星座がいっせいに顔を出し、冬の訪れが近いことを教えてくれます。防寒具の必要な季節になります。14日には北日本で火星食が見られます。18日のしし座流星群は大出現の期待大です。
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何と言っても18日のしし座流星群だ。母彗星は周期33年のテンペル・タットル彗星で、今年2月に回帰したばかりだ。過去に33年ごとに大出現を記録しており、1966年にはアメリカで1時間あたり数千個の流星が見られている。今年と来年はそのチャンスの年で、しかも今年は極大が日本で見られる可能性が高いうえ、月の条件も良いので、是非とも観望しておきたい。

今月の

天文現象

カレンダー

11月3日 おうし座流星群(南群)が極大

11月14日 北日本で火星食


南の空South

Southern sky chart

 ペガスス座が天頂に昇り、秋の星座探しの目印となっている。南の地平線近くには、つる座、ほうおう座、ちょうこくしつ座、ろ座といった聞きなれない星座たちがあるがどれも暗く見つけにくい。

北の空North

Northern sky chart

 北東の空には、おうし座、ぎょしゃ座、オリオン座、ふたご座など冬の星座が姿を現わし、夜空は一気に華やかさを増してくる。むしろ頭上に広がる秋の星座たちより良く目立つ。

 北斗七星は地平線付近にあって見つけにくい。


惑星Planets

×11日に東方最大離角、夕方の西空低い

×見えない

○明け方の南東の空に見える

◎夕方の南東の空に見える

今月の動き

てんびん -0.2

さそり

へびつかい 5.9

てんびん -3.9

さそり

へびつかい -3.9

しし 1.6

おとめ 1.4

みずがめ -2.7

みずがめ -2.5

位置と等級

◎夕方の東空に見える

△7日に東矩、夕方の南西の空

×夕方の南西の空

×見えない

今月の動き

うお 0.0

うお 0.1

やぎ 5.8

いて 7.9

やぎ 8.0

へびつかい 13.8

位置と等級


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