ステラナビゲータ 20周年

ステラナビゲータ 20のトリビア

No. 03「赤い…」

ステラナビゲータでは、東京で見えるカノープスは赤い。
Yes or No?

地平線近くに見えるカノープス

地平線近くに見えるカノープス

冬の寒空で地平線近くに赤く弱々しく光るカノープスを見るのって、楽しいですね(関東近辺のみの楽しみ?)。

でも、南の国に行くとカノープスはシリウスみたいに、ぎらぎらと輝いているんですよね。1988年のインドネシア皆既日食ツアーで、パレンバンの空港で飛行機のタラップから降りた時に、冬の大三角の下の方に木星並みの明るさで輝く星を見つけたのですが、それがカノープスと気づくまで数秒かかったのを覚えています。

この落差は絶対面白いので、初代DOS版ステラナビゲータには、地平線付近の星が減光して赤っぽくなる仕組みを組み込みました。減光や赤くなる量は経験値をもとに、見た目具合を確かめながら決めました。こうして、場所を東京、時刻を2月15日夜8時半にすると、地平線付近に「2等星の赤いカノープス」を再現できるようになっています。

そこから緯度を下げて南に移動していくと、カノープスの高度が上がるにつれて赤みが消え光度が増していく様子を再現できます。また、光跡を残しながら日周運動をさせると地平線付近の星の色と明るさの変化がよくわかります。

なお、このように色や光度の変化を再現できる光学式プラネタリウムはないので、デジタル化したときの最大のメリット(笑)だと思っていたのですが、星座解説でカノープスの出番はあまりないようですね。

(haru-k)

Yes
ステラナビゲータでは、低空の星は減光して赤くなる。