ステラショットLite

天体写真を撮影するのはむずかしい?いえ、そんなことはありません。特に、少し前まではマニアの領域だった美しい星雲・星団の撮影が、一眼デジカメと自動制御望遠鏡、それにステラショットLiteを使えば誰でも気軽に楽しめます。

たしかに、ポートレート写真を撮るように簡単ではありませんが、難しいことはパソコンが手助けしてくれます。少しだけ慣れが必要ですが、だからこそ美しい星々の画像がパソコンの画面に現れた瞬間の感動はひとしおです。慣れれば画面に表示された星図上の星々をクリックするだけで、次々に天体写真を撮影できるようになります。

週末にアウトドアでのレジャーを楽しんだ夜には、大きめのモニタを用意して、さまざまな天体をステラショットLiteで次々に導入・撮影すれば、家族や友人といっしょに星雲・星団めぐりを楽しむこともできます。

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試用レポート

天文学者の卵・村瀬 建さんによる、ステラショットLiteの試用レポートです。(月刊「星ナビ」2022年2月号掲載

天文を学んで楽しむ 天文講習会

画像処理や天体撮影を講座で楽しく学びませんか?撮影で普段感じているお悩みや講義中に浮かんだ疑問も気軽に講師に質問できます。

天文講習会

主な機能

望遠鏡および一眼デジカメを制御して天体写真を撮影

インターフェイス

天体撮影で使用する「星図ソフト」と「赤道儀」「デジタルカメラ」を、一つのソフトで統合制御することで、単体の制御ソフトでは実現できない高度でスマートな天体撮影を実現するのが、「ステラショット」です。

  • 星図上でのターゲットの選択
  • 望遠鏡での天体導入
  • デジカメでの撮影制御

これらを当然のものとし、さらに

  • 撮影結果から導入エラーを解析し制御にフィードバック
  • 写真内をクリックすることで撮影位置を微調整
  • 撮影データから極軸のズレを補正

といった、スマートな制御を可能とします。

ステラショットを使えば、複雑で熟練を要する機器の操作や調整作業から解放され、誰でも手軽に天体写真撮影を楽しむことができます。

自動導入補正で構図調整

自動導入補正

撮影された写真を解析し、内蔵された星表データと照合して導入誤差を認識し、導入制御にフィードバックすることで、正確な導入を自動で実現します。

また、天体によっては、必ずしも中心に捉えたい時ばかりではありません。ステラショットでは、解析により写真内の正確な座標を認識できるため、写真上で直接構図の微調整が可能です。

北極星が見えない環境でも使える極軸補正機能

極軸補正

ステラショットの「スーパー・ポーラー・アライメント」は、観測した天体の動きから極軸方向を算出し、極軸合わせをアシストする機能です。

天候や地形的な障害物、ベランダのような北極星が見えない場所でも、極軸を正確に合わせることが可能です。