ソユーズ宇宙船打ち上げ、油井さんのISS滞在スタート

このエントリーをはてなブックマークに追加
7月23日6時2分(日本時間)、油井亀美也さんら3人の宇宙飛行士が搭乗したソユーズ宇宙船が打ち上げられ、11時45分に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。その後、油井さんたちは13時56分にISSへ入室し、約5か月間の宇宙滞在を開始した。

【2015年7月23日 JAXA (1)(2)(3)

現地時間7月23日午前3時2分(日本時間6時2分、以下同)、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から、油井さんら3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船が国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうため宇宙へ飛び立った。

ソユーズ宇宙船の打ち上げ
ソユーズ宇宙船の打ち上げ(提供:JAXA/NASA)

打ち上げから9分後の6時11分、ソユーズは地球周回軌道へと投入された。片側の太陽電池パドルが展開していないことが判明したものの、そのまま運用が続けられ、11時45分にISSへドッキングした。

続いて13時42分にISS側のハッチが開かれた後、油井さんら3人は13時56分に無事ISSへ次々と入室し、ISS滞在クルーに迎え入れられた。

入室後間もなく行われた地上との交信イベントで、油井さんは「まだ重力のない環境にとまどっているが、地球は、たとえようのないくらいきれいだ」と家族に元気な笑顔で語った。

地上との交信イベント中の3人の宇宙飛行士
地上との交信イベント中の3人の宇宙飛行士。左手前が油井さん(提供:JAXA/NASAによるライブ中継映像より)

油井さんは、今年12月頃に地球へ帰還するまでの約5か月間ISSに滞在する予定で、その間さまざまなミッションをこなす。とくに、8月16日に打ち上げられる補給機「こうのとり5号機」については、日本人として初めてロボットアームでのキャプチャー(把持)を担当する。その際、若田光一さんが地上で交信リーダーとして、NASAからISSとの通信を行うことになっている。「こうのとり」は初号機以降、定時到着を続けており、その安定性・着実性、約6tという世界最大の補給能力で世界から大きな期待が寄せられている。「こうのとり」における日本人コンビの活躍も楽しみだ。

〈参照〉

〈関連リンク〉

〈関連ニュース〉