2022年11月上旬 ケレスとしし座のトリオ銀河が大接近

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10月下旬から11月中旬ごろ、未明から明け方に準惑星ケレスとしし座のトリオ銀河が大接近する。最接近は11月7日ごろ。

星図

10月下旬から11月中旬ごろ、未明から明け方の東の空に見えるしし座に位置する準惑星ケレスが、ししの後ろ脚の太ももあたりに位置するトリオ銀河M65、M66、NGC 3628に大接近する。最接近は11月7日ごろで、トリオ銀河の間を通り過ぎていくように見える。

ケレスの明るさは約9等級、銀河の明るさは約10等級で、眼視で確認するには天体望遠鏡(口径8cm程度以上、倍率50~100倍)が必要だ。最接近のころは西の空にある月明かりの影響も受けるが、観察や撮影に挑戦してみよう。

ケレスの位置 ケレスの位置

ケレスは今後も東に向かって順行を続け、年末ごろからおとめ座銀河団の中へと入っていく。長期的に追いかけてみよう。

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