2004年8月上旬 みずがめ座に放射点をもつ流星群たちが出現

(説明図)

7月29日ごろにみずがめ座δ(デルタ)流星群の南群が極大を迎え、夏休み期間の流星群としては最初をかざったが、8月になるとさらに多くの流星群が活動する。8月の主役は、何と言ってもペルセウス座流星群だが、みずがめ座に放射点を持つ複数の流星群も活動が活発になってくる。8月6日ごろにはみずがめ座ι(イオタ)流星群の南群が、11日ごろにはみずがめ座δ(デルタ)流星群の北群が、そして20日ごろにはι(イオタ)流星群の北群が、相次いで極大を迎える。いずれの出現数も多くはないが、8月になるとみずがめ座は真夜中ごろに南天にやってくるので、観望しやすい。