2004年3月5日 木星が衝

ひときわ明るい姿で見ごろを迎えている木星が、3月5日に地球から見て太陽の正反対の位置にやってきて、しし座で衝となる。木星の明るさは-2.5等級、見かけの大きさである視直径は45秒角と、観望の絶好期だ。

小口径望遠鏡でも、表面の縞模様のほか、4つのガリレオ衛星たちもはっきり見える。また、大赤斑も赤さを増してきているので、少し大きめの口径の望遠鏡なら木星面を微細に観察できるだろう。