ステラナビゲータVer.5 FAQ

ミード製「ETX-60/70AT」をお使いの方へ/「同期調整」のご注意

ステラナビゲータVer.5にて『ミードETX-60/70AT』をコントロールした場合、天体の自動導入は正しく動作しますが、『同期調整』(シンクロ)ができない不具合が発生することが判明しました。

まことに恐れ入りますが、不具合が解決されるまで同期調整は、オートスターの手動操作でお使いいただけますようお願い申し上げます。

原因と症状

ステラナビゲータVer.5にて『ミードETX-60/70AT』をコントロールするには、ミックインターナショナル製の『ETX/LXナビゲータ(ETX-AT専用ケーブル付)』が必要となります。その理由は、現在市場にある『ミードETX-60/70AT』に付属のオートスターの内蔵ROMプログラムのバージョンが『1.0Jn』であり、このバージョンでは、パソコンとの赤経赤緯座標の通信書式が、従来のLX、ETX-EC、DSシリーズの通信書式と異なっているためです。そのため、オートスターのバージョンを自動判別し通信書式を変更するための『専用ドライバ』(DLLモジュール)が『ETX/LXナビゲータ(ETX-AT専用ケーブル付)』に付属されております。

ところが、『ミードETX-60/70AT』に付属のオートスターの内蔵ROMプログラムのバージョンが『1.0Jn』の場合、オートスターが同期調整の信号を受け付けないため、ステラナビゲータから同期調整の操作を行なうと、オートスターが暴走します(画面の現在位置表示マークが迷走し、以降の操作を受け付けなくなります。望遠鏡の電源をいったん切ってください)。

同期調整を行なう場合は、手動で次のように行なってください。

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