12/14 ふたご座流星群が極大.

ふたご座流星群

 1月の「りゅう座ι群」、8月の「ペルセウス座γ群」とともに3大流星群の一つに数えられる「ふたご座α流星群」が極大となります。極大時には1時間あたり50個から90個くらいの流星の出現が期待できます。この群の流星は速度がやや速く、平均光度は2等級前後で、その1割が0等級より明るいという、実に見事な特徴を持っています。
 輻射点はふたご座α星のすぐそばで、薄明の終わりとともに北東の地平線から姿を現わし、2時頃には地平高度86度とほぼ天頂に達し、薄明の始まるころにもまだ西の空50度ほどにありますから、一晩中観望できる数少ない流星群の1つです。
 今年は満月ぎの月があって邪魔になりますが、何より明るい流星が多いですから、月に関係なく観望したいものです。寒い時期ですから、防寒対策は十分にしましょう。.

関連:「i-modeで流星観測」 i-modeでふたご座流星群を観測するシステム。


Copyright(C) AstroArts Inc.  AstroArts All rights reserved.