8月10〜11日の明け方、月・金星・火星が接近


お盆休みも間近の8月10日、11日の明け方、東の空で細い月と マイナス4等級に輝く金星、さらに火星が接近します。 これを見るためには、東日本では朝の3時〜4時15分、西日本でも 3時半〜4時45分頃と、ちょっと早起きをしなければなりませんが、 ちょうどペルセウス座流星群も最盛期を迎える直前ということもあります。 すばやく流れる長く明るい流星、東の空にはオリオン座、 朝焼けに浮かぶ月と金星、火星、そしてやがて日の出を迎える、 というちょっと贅沢なひとときに浸ってみてはいかがですか。

8月11日早朝の月・金星・火星接近

朝焼けの風景

もうこの時期になると、明け方の空にはオリオン座、おうし座、ふたご座、 ぎょしゃ座といった冬の星座たちが姿を見せるようになってきます。 この冬の星座には一等星がたくさんあります。ベテルギウス、リゲル、 アルデバラン、ポルックス、カペラ、シリウス、プロキオン…。 まだまだ暑い夏の一日のはじまりに、ひとときの清涼剤と なってくれるかもしれません。


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