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シックなデザインのアナログ惑星儀

「PLANETICA(プラネティカ)」

アストロアーツオンラインショップ 価格7,000円(税込)

2005年7月22日

手のひらサイズの太陽系シミュレータ

プラネティカ全体写真

フランスのデザイナー、ベルナール・ヴューアルヌッソン氏が製作した惑星儀。黒い盤面にメタリックシルバーの惑星というシックなデザインが物欲をそそる。カバーの1回転が1年に相当し、まわして年月を指定すれば、その時の惑星の位置が一目でわかる。外周には黄道付近の星座が描かれていて、惑星がどの星座にあるのかも理解可能だ。


店員:これは海外のメーカーの製品ですか?

店長:そう、「PLANETICA(プラネティカ)」。おもちゃというより副教材と言ったほうがいいかな。なんといってもシックなデザインだろ? フランスのベルナール・ヴューアルヌッソンというデザイナーの製作で、本職は家具のデザインなのかな。天文にも造詣が深いらしい。

店員:太陽系のシミュレータでしょうかね? 真ん中にあるのが太陽でしょう?盤面には小惑星帯らしきものも描かれていますね。

店長:そう。カバーをまわして、年月を設定してあげれば太陽系の各惑星の位置関係が一目で理解できる。さらに外周には黄道に近い星座が描かれていて、惑星がどの星座にあるのかもわかるのじゃ。

店員:えーと、惑星は内側から数えていくと7つありますね。惑星はすべて用意されていないのでしょうか?

店長:実は海王星と冥王星の2つは、動きが少ないから点線で表現しているようじゃな。

店員:惑星の距離も実際とは違ったスケールになっていますね。

店長:これは仕方ないじゃろ。縮小しないとシミュレータを手のひらサイズにできなかったろうしね。軌道も楕円軌道じゃなくて円軌道になっているから誤差はある程度出てくるはずじゃ。ま、細かいことは気にしない、気にしない。

店員:この方位と時刻らしいダイアルがついているのが、地球なわけですね。

店長:そう、このダイアルで使うときの時刻を矢印に合わせて、プラネティカを持って南の方向を向けば、東から西までそのとき見える惑星の位置がわかるという仕掛けじゃ。星座早見盤では惑星の位置を確認するのが難しいけど、プラネティカがあると便利だな。

店員:なんだか分解してみたくなりました。

店長:歯車フェチのワシもその欲求にずっと耐えているところじゃ。でもやめとこ。これまで分解して元に戻せないで途方にくれた経験がどれだけあったことか……。

店員:いま、自分の誕生日のときの惑星の位置を確認してみましたが、なんだか星占いっぽくって面白いですね。店長が生まれたときはどうでしたか?

店長:また嫌なことを尋ねるね。プラネティカが使えるのは1970年1月1日から2049年12月31日。ワシの誕生日は1970年より前だから再現できないのさ。プンプン。

店員:……。

星ナビ2005年3月号の記事より抜粋、一部編集しました)

プラネティカ中央拡大写真

少し見づらいがダイアルが付いているのが地球。このダイヤルに太陽時を設定して、プラネティカを持って南に向けば惑星の見える位置がわかる。中心にある太陽は点灯するので、内惑星の満ち欠けも再現できる。


店長 イラスト