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“ある時間”をしめす砂時計
「In this time/イン・ディス・タイム 太陽と月の光の砂時計」
アストロアーツオンラインショップ 価格16,800円(税込)
2008年4月23日
暖冬に慣れてしまったせいか、時折南下してくる冬将軍の寒さが身にしみるこのごろです。1等星がたくさん輝く冬の賑やかな星空は魅力的ですが、張り切りすぎて風邪などひかないように。今月は宇宙のスケールを感じさせてくれる手作りの砂時計を紹介しましょう。
店長:ハークション、ゴホゴホ・・
店員:おや、店長、風邪ですか?
店長:そうなんじゃ、不覚にも風邪をひくとは……。ついつい調子に乗って夜遅くまで星見をしていたツケがまわってきたようじゃ。
店員:人には「防寒対策を万全に!」と、言っているのに、店長自身がこれではねぇ。若くないのですから、気をつけてくださいよ。
店長:実に面目ない。さて、寒さはまだまだ続くけど、今回紹介するのはこれじゃ!
店員:あれっ、これは砂時計ですよね? 砂の量が極端に違いますが、それぞれどのくらい時間を計れるのでしょう?
店長:それぞれ約1.3秒と8分半だね。
店員:なんだか中途半端な時間ですね。これじゃ、カップ麺用にも使えそうにないですよ。
店長:おいおい、天文ファンだったら、この数字にピンとくるはずじゃぞ!
店員:えっ、あ、わかりました。1.3秒は光が月と地球の間を進む時間、8分半というのは地球と太陽の間の時間のことですね。
店長:その通り。これは“ある時間”をしめす砂時計シリーズの1つで、「月光が地球に届く時間」と「太陽の光が地球に届く時間」を示す砂時計のセットなのじゃ。
店員:太陽の方は、宇宙のスケールを体感できて、学校の教材としても使えそうですね。
店長:ということで、砂が全部落ちたな。8分半前に太陽の光球を出た光が、今ここに着いたぞ。うーん、なんだか感動するなぁ。
(星ナビ2008年3月号の記事より抜粋、一部編集しました)

「In this time/イン・ディス・タイム 太陽と月の光の砂時計」
リビングワールド製
太陽の光が地球に届く時間、月光が地球に届く時間を示す砂時計のセット。砂時計は木枠のない自立型・ガラス単体のもので、職人さんが手作業でバーナーでガラス管を延ばしながら、ひとつづつ手回しで製作したもの。
(左):太陽の光が地球に届く時間 (右):月光が地球に届く時間
- 砂時計 高さ95mm 直径40mm 2個
- 革シート 100mm角 2枚
- 砂 プラタリー(自然砂/微細な黒粒が少し混じります)
- 小さな読み物(太陽と月の光の栞)付き

砂時計のくびれた部分は、その形状から「蜂の腰」と呼ばれる。ガラスのなかを白い砂がさらさらと落ちていくのを見ているだけでも面白い。職人さんの技を感じさせてくれる。
[注意]
この砂時計は職人さんの手仕事によるもので、工場生産品と異なり、ひとつづつ個体差があります。製法上、上下どちらか片方について、立てた時に少しぐらつきやすいものがあります。多少の精度についてはご容赦ください。