------------------------------------------------------------------------ ステラナビゲータ11・11.0iアップデータ Copyright (C) 1992-2022 AstroArts ------------------------------------------------------------------------ 11.0iアップデータは、ステラナビゲータ11のアップデート(機能の追加や不 具合の修正)を行うパッケージです。本アップデータをセットアップすることに より、ステラナビゲータのモジュールが更新されます。 ステラナビゲータの「バージョン情報」ダイアログに「11.0iアップデータ」 と表示される場合は、すでに本アップデータはインストール済みです。この場合、 本パッケージをインストールする必要はありません。「バージョン情報」ダイア ログは、メニューの「ヘルプ」→「ステラナビゲータについて」を選択すると表 示されます。 ■セットアップ方法 11.0iアップデータは、必ずステラナビゲータ11をセットアップした後に起動 してください。また、ステラナビゲータを実行している場合は、一旦これを終了 してからアップデータを起動してください。 (1)「Sn11up110i.exe」(または「Sn11up110i」)のアイコンをダブルクリック して、アップデータを起動します。 (2)「ようこそ」画面が表示されたら[次へ]ボタンをクリックします。 (3)「使用許諾契約」画面では、表示される「ソフトウェア使用許諾契約書」を よくお読みいただき、承諾する場合には「使用許諾契約の全条項に同意しま す」を選択して[次へ]ボタンをクリックしてください。 (4)インストールが完了したらステラナビゲータを起動し、「バージョン情報」 ダイアログに「11.0iアップデータ」と表記されていることを確認します。 ■変更点 ============================= 11.0iアップデータ: 2022/07/11 ============================= □機能追加・改善 ●機器制御 ・GearBox のファームウェア新バージョン(2.0-180)での Vixen StarBook 接続に対応。 □不具合修正 ●星図 ・精細星図の印刷に失敗することがある問題を修正。 ============================= 11.0hアップデータ: 2022/04/19 ============================= □機能追加・改善 ●星図 ・「探査機」ダイアログに以下を追加。 - ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 - ルーシー - ダート □不具合修正 ●星図 ・地球以外の場所で天体情報パレットの黄道座標・銀河座標が正しくない。 ・フライトスタイルでのターゲット天体が星図中央に表示されない。 ・地球・月の地名の修正。 ============================= 11.0gアップデータ: 2021/09/17 ============================= □機能追加・改善 ●機器制御 ・セレストロン StarSense Auto Align の望遠鏡制御に対応。 ・五藤テレスコープ MX-HD の望遠鏡制御に対応。 ・iOptron CEM26/40、GEM28/45、CEM70/120 の望遠鏡制御に対応。 □不具合修正 ●全般 ・近年のうるう秒の変動に対応。 ・2021年の祝日の移動に対応。 ・天体事典中のリンク切れを修正。 ●ステラパネル ・「今日の空」で、惑星の出没時刻と位置が表示されない。 ・「観望ガイド」で日時が正しく設定されないことがある。 ●星図 ・印刷時に視野円や写野角の位置がずれることがある。 ・地球以外の場所で天体情報パレットの天体の方位高度が正しくない。 ・土星の等級が大きくずれることがある。 ・月・火星の地名の修正。 ●番組 ・プラネタリウム番組の再生時やパネルのボタンをクリックした時にハング アップすることがある。 ・しし座流星群のBGV(2本)で流れる流星が少ない。 ●操作 ・高解像度モニターを使って「精細星図」の印刷をすると、アプリケーショ ンが強制終了することがある。 ・写野枠中央ボタンを押すと、写野枠が「赤道座標」固定に切り替わる。 ・場所設定で「初期値として保存」をした場合に、意図通りに設定されない ことがある。 ・フォントサイズを大きくすると、天体情報パレットの表示が縦書きになっ てしまうことがある。 ●機器制御 ・Windows 10 の特定のバージョンにおいて、望遠鏡制御で日時・場所送信 を行うとアプリケーションがハングアップする。 ・タカハシ Temma シリーズの望遠鏡に接続すると、アプリケーションエラー が発生することがある。 ============================= 11.0fアップデータ: 2020/10/30 ============================= □機能追加・改善 ●全般 ・天体事典の情報を更新。 ●星図 ・「はやぶさ2」の経路データを更新。 ============================= 11.0eアップデータ: 2020/07/21 ============================= □機能追加・改善 ●全般 ・天体事典の情報を更新。 ●機器制御 ・「GearBox(ギアボックス)」を使った望遠鏡の無線制御に対応。 ●天体情報パレット ・天体の座標を時または度の小数に切り替える機能を追加。 ※「天体情報パレット設定」ダイアログの「位置を度で表示」で設定。 ・2天体計測で黄道座標差を表示。 ●操作 ・【64bit OS】「スーパーマップル・デジタル」を使った場所設定に対応。 □不具合修正 ●暦・計算 ・「暦・天文現象」に間違った現象名が表示されることがある。 ・日時を2020年以降に設定すると、2〜3秒ほどずれた時刻で天体位置が計算される。 ・彗星の軌道要素に含まれるA/で始まる小惑星状天体で、光度が小惑星ではなく彗星 として計算される。 ●ステラパネル ・「アストロガイド星空年鑑2020」の現象が表示されない。 ●星図 ・一部の恒星の固有名が表示されない。 ・新星の発見者を表示オン/オフすると位置がずれる。 ・1900年代の新星で、同じ天体が別名で複数表示される。 ・みなみのかんむり座の学名を IAU名(Corona Australis)に統一。 ・カリフォルニア星雲の等級が表示されない。 ・惑星の表示倍率を2以上に設定すると、流星が表示されない。 ・星図の初期化で人工衛星の表示をオフにできない。 ・低空の天体を中央固定に設定した状態で、視野円または写野角を中央にすると 表示位置がずれる。 ●天体情報パレット ・天体の方位・高度を視位置に変更(従来は平均位置)。 ・2天体計測の座標差を視位置に変更(従来2000年分点)。 ・彗星の近日点通過時刻を「TT」で表記(従来は「UT」)。 ●操作 ・検索バーから彗星を認識符号で検索できない。 ・設定ファイルに視野円の位置が保存されない。 ・【32bit OS】精細星図モードで印刷できないことがある。 ・海外の場所で「現在の日時」に設定するとタイムゾーンが1時間ずれることがある。 ・「場所」ダイアログで地球と月以外の地図をクリックすると、違う地点が中央に 表示される。 ・「彗星」または「小惑星」ダイアログで、「非表示(彗星/小惑星)」リストの軌道 要素を編集すると、「表示(彗星/小惑星)」リストの軌道を編集できない。 ・「今日のデータ」の印刷、コピー、保存で、アプリケーションエラーが起きること がある。 ●機器制御 ・NMEA-0813対応のGPS受信機で、ロールオーバー後に正しい日付が取得できないこと がある。 ============================= 11.0dアップデータ: 2020/03/30 ============================= □機能追加・改善 ●ステラパネル ・「天文現象」タブに「ベピコロンボ」を追加。 ●星図 ・「探査機」ダイアログに「ベピコロンボ」を追加。 ============================= 11.0cアップデータ: 2019/07/01 ============================= □機能追加・改善 ●ステラパネル ・「天文現象」タブに「小惑星リュウグウ」を追加。 □不具合修正 ●星図 ・意図せずマルチバンド星図が表示されることがある。 ・新星の発見者名が表示されない。 ============================= 11.0bアップデータ: 2019/04/05 ============================= □不具合修正 ●全般 ・【64bit OS】Windowsの環境によって、「Can't Create CorStl6」という メッセージが表示され、正常に起動できない。 ●ステラパネル ・「観望ガイド」で「日時」の変更がタイルの天体表示に反映されない。 ●星図 ・「写真星図」モードに切り替えると、アプリケーションエラーが発生することが ある。 ・「マルチバンド星図」ダイアログで、「H-alpha」「IRIS」「Dust」の波長を選択 すると、星図に対して画像の位置がずれて表示される。 ●操作 ・星図ウィンドウの表示幅が狭い状態でリボンバーを横スクロールするとリボンバー の項目が表示されない。 ・Windowsのテキストサイズを125%に設定すると、「日時」ダイアログで5桁の年が 入力できない。 ・変光星の天体情報パレット表示で、GCVS識別名に別の恒星が表示される。 ・「モザイク写野」ダイアログで「写野角の固定」が「赤道座標」の選択で、分割 した写野枠が天の北極方向に回転しない(「地平座標」では天頂方向に回転しない)。 ・「モザイク写野」ダイアログの「写野角の固定」の設定が、モザイク写野の 天体情報パレットに表示されない。 ============================= 11.0aアップデータ: 2019/03/22 ============================= □機能追加・改善 ●ステラパネル ・高解像度(高DPI)ディスプレイでの表示に対応。 ・星図を表示するボタンを星図ウィンドウを示すアイコンに変更。 ●星図 ・写真星図の画質と濃度を調整して表示の品質を向上。 ・小惑星の等級限定の初期値をオフとして等級を12等から9等に変更し、太陽系モード で軌道の視認性を向上。 ●操作 ・小惑星のデータ更新を高速化。 □不具合修正 ●ステラパネル ・毎月1日に「今日の空」のタイルが表示されない。 ・「観望ガイド」で「日時」ダイアログの設定が星図に反映されない。 ●星図 ・【32bit OS】新星・超新星が正しい位置に表示されない。 ・画像で表示する星雲・星団で、星図上に画像の枠が表示される。 ・地平座標モードで表示した写真星図で、月の影部分が青空の色で描画される。 ・画像で表示する星雲・星団が写真星図の前面に表示される。 ・昼間の空に彗星が明るく表示されることがある。 ・複数表示のモザイク写野角の設定で、写野の枠が1つだけ表示される。 ●操作 ・写真星図を印刷できない。 ・「場所」ダイアログで水星や火星などの惑星を選択すると、マウス操作で地点を 移動できない。 ・「恒星」ダイアログで新星・超新星のオフセット設定で、星図に表示されない ことがある。 ・新星・超新星の設定が星図の設定ファイルに保存されない。 ・「全天画像」ダイアログで2度目の設定が星図に反映されないことがある。 ・全天画像の設定が星図の設定ファイルに保存されない。 ・マルチバンド星図の設定が星図の設定ファイルに存されない。 ・DSS画像取得で取得範囲を示す枠が星図に表示されない。 ・モザイク写野角をマウス操作で移動できない。 ・「モザイク写野」ダイアログの「写野角の向き」の設定を削除。 ●機器制御 ・【64bit OS】ASCOMで望遠鏡に接続できない。 ・望遠鏡に日時・場所が送信されない。 ・GPS制御でGARMINのGPSに接続できない。 ■アンインストール ステラナビゲータ11に組み込んだ本アップデータを削除する場合は、ステラ ナビゲータ11をアンインストールした後に、もう一度ステラナビゲータ11を インストールしてください。 ■お問い合わせ先 お問い合わせは以下の方法で受け付けております。 ・お問い合わせ Web ページ https://www.astroarts.co.jp/official/enquire/input?category=support (返信を受け取るためのメールアドレスが必要です) ・郵便 〒151-0063 渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル1F 株式会社アストロアーツ ユーザーサポート係 宛 ・FAX 03-5790-0877 ※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。何卒ご了承ください。 以上