星ナビ.com


系外惑星の観測ネットワークに参加するには


 トランジット法による系外惑星の検出は確率は低いが、確実に一定の確率で成功するはずのものである。また、さほど特殊な装置は必要としない。このようなことから、少数のプロがやるより、多数のアマチュアがネットワークを作って取り組んだほうが強力だろう。ただし、確率は低いのでネットワーク内の十分な情報交換が重要となる。現段階では、これからやってみたいという人を募るところだが、ある程度、参加希望者が集まったら、日本でもホームページやメーリングリストを作っていきたいと考えている。

 HD209458のアマチュアによるトランジット法の観測成功を機に、NASAのTim Castellano やカリフォルニア大学の Greg Laughlin は、すでにアマチュアネットワークの重要性を指摘し、ホームページを立ち上げている。Greg Laughlinは、著者(井田)の研究仲間で、われわれは大望遠鏡を使ったドップラー偏移法によって、新たなホット・ジュピターを多数発見する計画を立てている。新しいホット・ジュピターが発見できたら、すぐにそれらの情報をアマチュア・ネットワークに流してトランジット法でチャレンジしてもらうことで、お互いの得意技を生かしたプロ・アマ共同の素晴らしい最先端研究ができるだろう。恒星面通過が見られるのは、その時間に夜になっていて晴れているところだけだ。そういう意味で、経度の異なるアメリカ、ヨーロッパ、日本で多数の地域に広がるネットワークの構築が望まれるわけである。

 系外惑星トランジット観測のアマチュア・ネットワークに参加してみたい、いまは無理だが情報は欲しい、あるいは興味があるという方はぜひ、下記の連絡先宛にEメールでコンタクトしてほしい。

井田 茂(東京工業大学・理・地球惑星科学)

連絡先 Eメール : メール

件名欄に"TransitNetwork"と書いてください。