更新履歴 - 恒星・銀河
自動的に更新情報が配信されるRSSもご利用ください。詳しくはこちらで。
5月11日
- ブラックホールに引き裂かれる星の姿
-
超大質量ブラックホールに近づき引き裂かれた恒星の姿が、NASAの紫外線天文衛星などでとらえられた。ブラックホール周辺の激しい環境についての理解を深めてくれる。
5月9日
- スーパーアースからの光を初検出
-
赤外線天文衛星「スピッツァー」が、太陽系外惑星の一種「スーパーアース」(巨大地球型惑星)そのものからの光の検出に初めて成功した。系外惑星の大気研究における大きな一歩になりそうだ。
5月7日
- 石英質の塵粒が輝く恒星を発見 惑星形成の途上の可能性
-
国立天文台などの研究チームが日米の赤外線天文衛星を用いた観測で、石英質の塵が周囲に豊富に存在する恒星を発見した。この塵は恒星の周囲で惑星のもととなる「微惑星」同士が頻繁に衝突することで放出された可能性があり、太陽系外惑星の形成過程やその材料物質についてのさらなる解明の手がかりになると期待される。
5月2日
- 赤外線で明らかになったソンブレロ銀河の二重構造
-
帽子のような形でおなじみの「ソンブレロ銀河」。実は大きな楕円銀河の中に円盤が収まった複雑な構造となっていることが赤外線観測で明らかになった。このような形状となるに至った90億年前の出来事とは?
4月27日
- 赤色巨星からの突発噴出? 謎の赤外線現象を発見
-
JAXA宇宙科学研究所の研究者が、通常では説明できない不思議な性質を持つ赤外線源を発見した。赤色巨星からの突発的なガスや塵の噴出現象と見られている。およそ50億年後には太陽にも同様のことが起こるかもしれない。
4月25日
- すばる望遠鏡が見つけた宇宙最遠方の銀河団
-
現在知られている中で最も遠い銀河団が見つかった。すばる望遠鏡による発見で、これまでの記録より7000万光年も遠い127億2000万光年先にある。
4月23日
- 暗黒物質は太陽系の近くにはないかもしれない
-
天の川銀河の星の動きを詳しく観測し、太陽系の近くにあるとみられる大量の暗黒物質(ダークマター)を検出しようという研究がチリのグループによって行われた。だが、暗黒物質の痕跡は見つからなかった。理論と観測的事実の違いはなぜなのか、新たな謎が生まれた。
4月20日
- 「MAXI」がはえ座にX線新星を発見 ブラックホールの可能性
-
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されているX線監視装置「MAXI」が、南天のはえ座にX線新星を発見した。
4月18日
- アルマ最初の科学観測で、フォーマルハウトの環の詳細が明らかに
-
昨年9月に初期観測を開始したアルマ望遠鏡。公募観測による最初の成果が発表され、惑星の存在の有無に注目が集まっていたフォーマルハウトの周囲の環について、2つの惑星の重力で形状が整えられていることがわかった。また、赤外線天文衛星「ハーシェル」の観測から、この円盤の塵は彗星の大量衝突からできているという可能性も発表された。
4月13日
- ガンマ線天体「ブレーザー」探しに赤外線データが活躍
-
大質量ブラックホールが光速に近い速さのジェットを噴き出す天体「ブレーザー」。高エネルギーのガンマ線を放射するこの種の天体を、赤外線データから探し出して特定につなげる研究が行われている。
4月12日
- 詳細観測と理論で探る、系外惑星の誕生現場
-
国立天文台などの国際研究チームが、若い恒星の周囲に広がる原始惑星系円盤に見られる小さなうずまき状の構造をとらえた。すばる望遠鏡の詳細な観測と、円盤状構造を探るための理論モデルを初めて比較できるようになったことで、系外惑星の形成や原始惑星系円盤の進化についての謎にせまる糸口を開いたと言える。
4月10日
- 2つの光で描き出す巨大銀河「ケンタウルス座A」
-
巨大電波銀河「ケンタウルス座A」の形成の秘密が、異なる波長で観測を行う2機の宇宙望遠鏡「ハーシェル」と「XMMニュートン」によって解き明かされようとしている。巨大な楕円銀河の中に残る渦巻き銀河状の構造や、超大質量ブラックホールの存在を示す強烈なジェットなどがとらえられた。
4月6日
- 空飛ぶ天文台でとらえた、死んでいく星の姿
-
飛行機に望遠鏡を乗せ、地上のどの望遠鏡よりも高い場所で観測を行う「SOFIA」が、死んでいく星の姿をとらえた。地上では大気が邪魔してできない観測を地球から離れることなく行うことで、科学的な価値はもちろん、新しいタイプの天文台が持つ可能性を示す成果を達成した。
4月5日
- すばるが写した「長方形銀河」の秘密
-
銀河というと渦巻き円盤や楕円、あるいは不規則な形をしていると認識されていたが、すばる望遠鏡による観測で、今までとの常識とは異なる「長方形銀河」の姿が映し出された。
4月2日
- 2つの輝線で探る宇宙の過去 銀河の星生成は減少傾向に
-
日本のすばる望遠鏡とイギリスの赤外線望遠鏡の連携観測で、およそ90億年前の古代宇宙に存在した星生成銀河が数多く発見された。従来の研究成果とあわせると、銀河における星生成活動は過去110億年で継続的に減少傾向であることがわかった。
3月29日
- 1200万光年かなたで見つかった“普通の”ブラックホール
-
英大学の研究者らが、1200万光年先の銀河に「恒星質量ブラックホール」を発見した。銀河中心の大質量ブラックホールではなく、星が重力崩壊してできる「ありふれた」ブラックホールがこれほど遠方で見つかるのは初めてで、ブラックホールの分布を理解するうえで大きな一歩となる。
3月26日
- 色鮮やかにひしめく宝石 球状星団M9
-
100億年近く前に生まれた星々をハッブル宇宙望遠鏡が鮮明にとらえた。2万5000光年かなたの色鮮やかな「宝石箱」が、銀河の歴史を伝えてくれる。
3月22日
- 伴星を溶かす毒グモパルサー
-
ガンマ線天文衛星「フェルミ」と国内外の望遠鏡の連携で、ガンマ線でしか見えない謎の中性子星が見つかった。この中性子星からの強力な風で、パートナーの恒星が蒸発しつつあるようだ。このような天体に通常見られる電波の明滅が観測されておらず、新種のパルサーという可能性もある。
3月21日
- 470光年かなたで生まれつつある惑星の兆候
-
成人前の恒星の周囲に広がる円盤が、すばる望遠鏡によってかつてない鮮明さで観測された。円盤の模様には惑星の存在を示唆する有力な証拠が見られる。
3月16日
- 厳しい放射にさらされる惑星の誕生現場
-
惑星が生まれる場所が必ずしも惑星の成長に最適であるとは限らない。強烈な紫外線を放つ星が近くにある厳しい環境と惑星の形成との関係を調べる研究に、大きな進展があった。
3月14日
- 輝く銀河の時計盤
-
とけい座の美しい棒渦巻銀河NGC 1483をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。
3月13日
- 大質量ブラックホール周囲の塵のドーナツ形成をシミュレーションで再現
-
米研究機関のチームが、数十億光年かなたの銀河中心にある大質量ブラックホールの周囲にガスと塵のドーナツ状構造が作られる様子を、シミュレーションで再現することに成功した。
3月7日
- 明るさが変わる生まれたての星の謎
-
オリオン座大星雲の分厚いガスとチリにひそむ生まれたての星が激しく明るさを変える様子を、赤外線天文衛星「ハーシェル」がとらえた。原始星や周囲の円盤が作られる最初の段階を詳しく知るうえで新たな手がかりとなりそうだ。
3月5日
- 理論をくつがえす? 銀河団から取り残された暗黒物質
-
巨大な銀河団の衝突現場から、銀河の群れから分離し、取り残された暗黒物質(ダークマター)が発見された。暗黒物質の存在する場所には明るい銀河もあるはず、というこれまでの理論をくつがえすものだ。
3月2日
- ジェットだけじゃない、ブラックホールからの新種の超高速アウトフロー
-
超大質量ブラックホールと銀河進化の関係は、長い間、天文学者たちを悩ませてきた。その謎を解く鍵となる現象「超高速アウトフロー」の存在が明らかになってきた。
2月29日
- 160年前に起こった星の「臨死体験」
-
りゅうこつ座エータ星の「臨死体験」のあとにできた人形星雲を詳細にとらえたハッブル宇宙望遠鏡の画像が公開された。近い将来大規模な超新星爆発を起こすと見られる恒星のひとつでもある。
2月28日
- 炭素のサッカーボール、宇宙で初めて固体で発見
-
60個の炭素原子がサッカーボール状に結合した物質「バッキーボール」。宇宙空間ではガス状態でしか発見されていなかったが、イギリスの大学などの研究により、初めて固体で発見された。バッキーボールは、生命の基礎とつながる炭素物質がどのように作られるかを理解する重要な鍵とされている。
2月27日
- ブラックホール周囲から吹く時速3200万kmの風
-
ブラックホール周囲から吹き出す激しい風。X線天文衛星「チャンドラ」の観測から、時速約3200万kmという観測史上最速のものが発見された。
2月24日
- 謎の明滅ガンマ線は幻の「パルサー風」だった
-
超新星残骸「かに星雲」の中心のパルサー周辺で観測されていた超高エネルギーガンマ線放射が、「パルサー風」と呼ばれる、ほぼ光速の電子・陽電子の流れに由来するものであることがわかった。これまで検出不可能と思われていたパルサー風の存在が直接的に示されたのは初めてのことだ。
2月23日
- 濃い水蒸気に覆われた新種のスーパーアース
-
ハーバード・スミソニアン天体物理センターの研究チームが、大量の水を含む新種の惑星の存在を明らかにした。
- 赤外線で鮮明にとらえたエータ・カリーナ星雲
-
チリにある大型望遠鏡(VLT)がとらえたエータ・カリーナ星雲の鮮明な赤外線画像が公開された。これまではっきりとはわからなかった星や星団が見事に映し出されている。
2月21日
- 狼の皮をまとった羊のような惑星状星雲
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した惑星状星雲「Hen 3-1333」の画像が公開された。この星雲の中心にある「ウォルフ・ライエ型星」は、小さいながらも非常に高温で激しい表情を見せている。
2月20日
- 120億歳の星に見つかったレアメタル
-
天の川銀河のハロー部分にあるおよそ120億歳の星に、レアメタルの1つで、超新星爆発でのみ作られるテルル(Te)が存在していることがわかった。ストロンチウムやバリウムなど他の元素比も同時に調べられており、これら重元素の形成過程の解明の助けとなりそうだ。
2月16日
- 矮小銀河の名残? ブラックホールを囲む若い星々
-
ハッブル宇宙望遠鏡の観測から、3億光年かなたの銀河にある中質量ブラックホールの周囲に、青く光る若い星々が存在していることがわかった。このブラックホールが今はなき矮小銀河の中心ブラックホールとして生まれたことを示唆するもので、銀河とその中心の大質量ブラックホールの成り立ちを理解する重要な手がかりとなりそうだ。
2月15日
- 銀河系のマイクロ波が、宇宙に満ちる光を明らかに
-
ヨーロッパの宇宙背景放射観測衛星「プランク」の全天観測図が公開された。星を生みだす低温ガスやマイクロ波で光る謎の「もや」など、銀河系内で発せられる光を詳細に調べることで、ビッグバンの名残である宇宙背景放射についても明らかにすることができる。
2月14日
- すばるが写した「星の小川」 矮小銀河の合体現場
-
ドイツなどの国際研究チームが、すばる望遠鏡を用いて矮小銀河同士の合体現場を撮影することに成功した。一方の銀河に流れ込む星々のようすがはっきりととらえられており、銀河同士の合体と星生成の関係を明らかにするうえでも役立ちそうだ。
2月10日
- いびつな超新星残骸と弾き飛ばされた中性子星
-
NASAのX線天文衛星「チャンドラ」が、さそり座の超新星残骸を撮影した。いびつな形状や高速移動する中性子星が、超新星爆発という劇的な現象の神秘を伝えてくれる。
2月9日
- 「あかり」、超新星残骸から一酸化炭素を検出
-
赤外線天文衛星「あかり」の観測から、超新星残骸カシオペヤ座Aに多量の一酸化炭素が見つかった。分子が壊れやすい高温ガス中に一酸化炭素が検出されるのは予想外で、宇宙初期の塵のでき方や宇宙空間における物質の進化の研究に対して大きなインパクトを与えるものだ。
- 低金属星のハビタブルゾーンに見つかったスーパーアース
-
水が液体として存在できる可能性のあるハビタブルゾーンに、地球の数倍の質量を持つスーパーアースが見つかった。中心星は金属量が少なく、重元素が必要な岩石惑星のスーパーアースがこのような恒星系に見つかったのは驚きだ。
2月8日
- すばる望遠鏡が明らかにした暗い矮小銀河の生い立ち
-
すばる望遠鏡による観測で、天の川銀河の周囲にある矮小銀河が、120億歳以上と非常に年老いた星ばかりで構成されていることがわかった。天の川銀河の形成を探るうえでも、宇宙初期の小さな銀河の形成と進化を考えるうえでも非常に重要な成果だ。
2月7日
- ハッブル宇宙望遠鏡による遠方銀河の拡大図
-
ハッブル宇宙望遠鏡が、重力レンズ効果によって明るくなったおよそ100億光年かなたの銀河を撮影した。鮮明な画像が得られたおかげで像がゆがむ前の状態を復元することができ、星形成を行っている場所は天の川銀河のどの星形成領域よりも明るいことがわかった。
2月6日
- 太陽圏外からのガスの組成を初めて直接測定
-
NASAの星間境界観測機「IBEX」が、太陽圏外からやってきたガスの組成を世界で初めて直接測定した。ガスは予想よりも遅い速度でやってきており、現在太陽圏の外側にあるガスは銀河系の平均的な組成とは異なることがわかった。
2月2日
- ベテルギウスの爆発に備えるMAXI
-
この100万年以内にはほぼ確実に爆発すると言われている、オリオン座のベテルギウス。もしベテルギウスが爆発したら、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されているX線監視装置「MAXI」は、何を観測するのだろうか。「MAXI」の「もしもの備え」を紹介しよう。
1月31日
- 爆発的星形成が止まった銀河からできた大質量銀河
-
100億年前に星形成が活発だった銀河の成長した姿が、現在では星があまり形成されない巨大楕円銀河であるという説が、観測とその結果を用いたシミュレーションから発表された。星形成が突然終わった理由はよくわかっていないが、銀河中心の大質量ブラックホールが関係しているようだ。
1月30日
- 世界で初めて直接撮像の系外惑星「フォーマルハウトb」は惑星ではなかった?
-
赤外線天文衛星「スピッツァー」の観測によると、世界で初めて直接撮像に成功した系外惑星とされていた「フォーマルハウトb」は惑星ではなく、ダストの雲である可能性があることがわかった。2018年に打ち上げ予定のジェームズ・ウェッブ望遠鏡による観測によってはっきりしたことがわかると期待される。
1月27日
- 太陽系外の惑星系の数が600個を突破
-
NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」が、11個の恒星から全部で26個の惑星を発見した。すべて主星からの距離が近く、地球の1.5倍から木星以上の大きさをもつ惑星だ。系外惑星の存在が確認された恒星の数は今回の発見で600個を超え、この1年で約170個増えた。また系外惑星そのものの数は750個を超え、この1年で約230個増えた。
1月26日
- 3D動画で味わう天体の奥行き
-
2次元でも美しい天体画像を、さらにリアルに。広大な宇宙の奥深さを実感できるようにと、ハッブル宇宙望遠鏡では3Dモデル作成チームが活躍している。
1月23日
- 暗黒物質の分布を詳細に測定 その正体と形状にせまる
-
数物連携宇宙研究機構などの研究グループが、28個の銀河団の観測から暗黒物質の詳細な分布を求めた。これにより、暗黒物質の正体にせまる理論やその分布の形状について、強い裏付けとなる結果が導かれた。
1月20日
- 自身の質量から発見された、100億光年かなたの暗い矮小銀河
-
およそ100億光年かなたの矮小銀河が、自身の質量による重力レンズ効果を手がかりとして発見された。この銀河は非常に暗く、ほぼダークマターでできていると考えられている。天の川銀河の周囲に多数あるとされる矮小銀河の存在を明かすきっかけになるかもしれない。
1月18日
- おなじみ「わし星雲」のさまざまな姿
-
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたわし星雲の「創造の柱」は、最も有名な天体画像のひとつとして知られている。その柱や周辺を様々な波長の光でとらえた画像が公開された。
これより以前の記事は、「更新履歴バックナンバー一覧」や「天文ニュース一覧」をご参照ください。