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更新履歴 - 恒星・銀河

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6月17日

円盤の中で生まれつつある惑星、従来の理論と不一致

176光年彼方の小さな星を取り巻く円盤に、惑星誕生の兆候とみられる空隙が観測された。中心星からかなり遠い距離にこの惑星がもし存在するなら、従来の惑星形成理論に矛盾が生じる可能性がある。

6月14日

銀河団50個のダークマター分布、「冷たい暗黒物質」モデルと一致

目には見えないものの、重力的な影響からその存在がわかる正体不明の「ダークマター」。50個の銀河団におけるダークマター分布を調査したところ、「冷たい暗黒物質モデル」と呼ばれる理論から予測される分布と一致する結果が示された。

6月13日

晴天のスーパーアース

国立天文台・岡山天体物理観測所の2台の望遠鏡を使用した観測から、かに座にあるGJ 3470bと呼ばれるスーパーアース(巨大地球型太陽系外惑星)の大気が世界で初めて観測された。観測データの解析結果から、この惑星には厚い雲がなく、晴れている可能性が高いことが明らかとなった。

わずか10年で眠りについたブラックホール

10年前に周囲のガス物質を旺盛に食べている様子が観測されていた巨大質量ブラックホールが、最近は大人しく眠っていることが観測から明らかになった。

6月10日

3光年の羽根を広げるバタフライ

一生の最期を迎えつつある星が放出したガスが輝く惑星状星雲。「バタフライ星雲」は、その中でもとりわけ特徴的な美しさを見せる。

古い星の最新観測で、ビッグバン理論がさらに強固に

古い星の観測と理論モデルを併せた研究で、リチウム同位体の量がビッグバン理論の予測と矛盾しないという結果が示された。ビッグバン理論の正当性をより強固にする結果である。

6月7日

惑星成長のカギを握る「安全地帯」を発見

微粒子が合体し惑星などの大型天体に成長していくために必要と考えられてきた「安全地帯」が、400光年先の恒星の観測で初めてとらえられた。数mmサイズの微粒子が彗星のサイズにまで成長するのに適した環境だという。

6月3日

アルマ望遠鏡のミリ波観測で、暗い銀河を15個発見

アルマ望遠鏡によるミリ波観測で、これまで知られていなかった暗い銀河が15個見つかった。従来のミリ波・サブミリ波観測ではとらえられなかった、より「一般的」な銀河と考えられ、宇宙に存在する銀河の全体像の解明に一歩近づく成果である。

5月28日

ハッブルが明らかにしたリング星雲の3次元構造

定年を迎えた恒星が放出した外層ガスが輝いて見える「惑星状星雲」。その代表格ともいえること座のリング星雲の観測から、詳しい3次元構造が明らかになった。

5月23日

110億年前の宇宙に、大銀河同士の合体で星が大量に生まれる現場

およそ110億光年彼方の大銀河同士が衝突し、大量のガスから星が次々と生まれる現場が観測された。大型の楕円銀河は劇的な衝突合体によって作られたという説を有利にするものだ。

5月17日

系外惑星探査衛星「ケプラー」、姿勢制御の不具合で観測不能に

数多くの系外惑星を発見してきたNASAの探査衛星「ケプラー」が、姿勢制御用リアクションホイールの故障のため観測ミッションを中断している。

5月15日

系外惑星発見の新手法「ビール・アルゴリズム」

「相対論的ビーミング効果」などによる恒星の明るさの変動から、2000光年彼方の系外惑星が発見された。この新手法「ビール・アルゴリズム」では、従来の方法では検知できない惑星も見つけることができる。

5月13日

ヒヤデス星団の星の燃えかすに見つかった岩石のかけら

おうし座のヒヤデス星団の中にある白色矮星の周囲に、岩石の破片の兆候がとらえられた。系外惑星の検出が難しい星団内で、岩石惑星が存在した証が得られたかもしれない。

5月10日

2つの銀河の間に見つかった中性水素ガスのかたまり

アンドロメダ座大銀河M31とさんかく座の銀河M33の間に、大規模な中性水素ガスのかたまりが複数見つかった。これから銀河に取り込まれ、恒星の材料となるとみられる。

宇宙画像から重力レンズ像を探すプロジェクト「Space Warps」、参加者募集

遠方の天体が手前にある天体の重力により本来とは異なった姿を見せる「重力レンズ効果」は、正体不明の質量源「ダークマター」の分布など宇宙の謎を解き明かす手がかりとなる。その重力レンズ像を観測画像から探し出すプロジェクトが、一般の協力者を募集中だ。

5月9日

「ハーシェル」がとらえた天の川銀河の最中央部

先ごろ科学観測を終了した欧州の天文衛星「ハーシェル」による赤外線観測から、天の川銀河中心部の高温分子ガスの様子が詳細にとらえられた。超巨大質量ブラックホールの周囲を渦巻きながら、やがては吸い込まれていく運命にあるようだ。

5月1日

合体銀河から広がる700万度の高温ガス雲

X線天文衛星「チャンドラ」が、衝突銀河「NGC 6240」を取り巻く巨大な高温ガス雲をとらえた。銀河内で続く爆発的な星生成により広がったものと考えられる。

4月26日

129億年前の初期宇宙に発見、最強スターバースト銀河

まだ星形成活動が穏やかだった129億年前の宇宙に、最大級の勢いで次々と星が生まれるスターバースト銀河が見つかった。

4月24日

世界初、Ia型超新星を30倍明るくする重力レンズ効果を測定

真の明るさがどれも同じとされるIa型超新星が、重い天体の重力レンズ効果で30倍も明るく見える現象が世界で初めて発見された。周囲に及ぼす重力レンズ効果によって間接的にその存在が示唆されているダークマターなどについて解明を進める足がかりになると期待される。

4月23日

猫の手星雲などで見つかった特殊な光「円偏光」

地球生命のアミノ酸分子の偏りをもたらしたという説のある、宇宙の特殊な光「円偏光」。「猫の手星雲」など9つの星形成領域で強く広範囲な円偏光が検出され、その普遍性や傾向が示された。

4月19日

ハビタブルゾーンに地球の1.4倍の惑星

恒星からの距離が生命の存在に適した「ハビタブルゾーン」にある系外惑星のうち、直径が地球の1.4倍というこれまでで最小のものが発見された。太陽と同タイプの恒星にも、地球の1.7倍の惑星が見つかっている。

4月18日

空飛ぶ天文台がとらえた生まれたての巨星

NASAの航空機望遠鏡「SOFIA」が、太陽20個分もの質量を持つ生まれたての星の姿をとらえた。これまで複雑と思われてきた大質量星の形成プロセスは、意外にシンプルなもののようだ。

4月16日

ダークマター候補「WIMP」の兆候を検出

米大学などの国際研究チームが、宇宙全体の約4分の1を占めるとされる謎の物質「ダークマター」の兆候を99.8%の確率で検出したと発表した。

4月15日

銀河からはぎ取られたガスの中で生まれた青色超巨星

銀河の中ではなく、銀河から引きはがされたガスの中で生まれた大質量星が5400万光年彼方のおとめ座銀河団で見つかった。

4月10日

「ケプラーの超新星残骸」が示唆するIa型超新星の多様性

1604年に出現した「ケプラーの新星」の残骸の観測から、爆発前の天体の金属量が太陽よりもかなり多かった事が確かめられた。この超新星が分類される「Ia型超新星」は明るさが全て一定とされ宇宙の距離を知る指標になってきた天体だが、その明るさに予想外のばらつきがある可能性が示唆された。

4月9日

超新星爆発を起こして姿を消した黄色超巨星

りょうけん座の「子持ち銀河」M51に2011年に現れた超新星は、爆発前はどのような天体だったのだろうか。同じ位置にあった黄色超巨星が姿を消したことが観測で確認され、同天体が超新星爆発を起こしたとする理論モデルが正しかったことが証明された。

4月8日

ブラックホールに落ち込むガスの急激な加熱 100分の1秒で10億度以上に

理化学研究所などの研究グループがX線天文衛星「すざく」による観測で、ブラックホール候補天体に落ち込む間際の高温ガスがわずか100分の1秒で10億度以上にまで加熱され、高エネルギーのX線を放射する様子をとらえた。ブラックホールの直接的な証明に一歩近づく発見となる。

4月5日

X線フレアが伝える、重いブラックホールの軽い食事

4700万光年彼方の銀河中心にあるブラックホールが、低質量の天体を破壊し吸い込む際に放つX線フレアが検出された。褐色矮星か巨大惑星とみられるこうした軽い天体がブラックホールに飲み込まれる様子がとらえられたのは初めてのことだ。

4月2日

偶然重なった、116億光年と99億光年彼方の銀河

すばる望遠鏡による観測で、116億光年彼方の銀河が、その手前にほぼ重なって見える99億光年彼方の銀河の重力レンズ効果を受けて本来よりも明るく見えていることが突き止められた。手前の銀河の質量が見積もられ、増光の度合いなどが調べられた。

ブラックホールで輝くM77銀河

ブラックホールがひそむ中心部から強力な光が放たれる「セイファート銀河」のひとつ、くじら座のM77。その壮観な渦巻きをハッブル宇宙望遠鏡がとらえている。

3月28日

新種のIax型“プチ超新星”

これまでに25個発見されている新種のIax型超新星。爆発前の天体はIa型と同様だが明るさははるかに暗いその爆発メカニズムについて、研究が進められている。

3月26日

初期宇宙の楕円銀河はなぜ小さいのか

大昔の宇宙では、成長した銀河であるはずの楕円銀河がとても小さい。銀河の進化過程を探るその謎に、1つの答えが提案された。

3月22日

「プランク」が宇宙誕生時の名残りを最高精度で観測

宇宙全体に満ちている「宇宙マイクロ波背景放射」は、宇宙誕生時の名残を伝える微弱なマイクロ波だ。この宇宙マイクロ波背景放射を欧州の天文衛星「プランク」が最高精度で観測した全天マップが発表され、宇宙の年齢や構成割合など、宇宙の歴史に関わる新しい数値が求められた。

3月21日

天の川銀河の中心ブラックホールに接近するガス雲が明るくなる可能性

天の川銀河の中心にある巨大質量ブラックホールの周囲を回るガス雲が、今年夏から秋ごろにブラックホールへ接近し、その際に強い重力の影響で増光する可能性がコンピュータシミュレーションで明らかにされた。世界中の望遠鏡や観測衛星が注目する、興味深い現象だ。

3月19日

ガス惑星の大気から探る、「太陽系の拡大版」ができるまで

ペガスス座の方向130光年彼方の恒星「HR 8799」には、4つの巨大ガス惑星が直接撮像で確認されている。その1つ、HR 8799cの大気成分が詳細に観測され、惑星がどのようなプロセスで作られるかの大きな手がかりを得ることに成功した。

3月15日

アルマ望遠鏡が本格稼働 星のベビーブーム史を明かす研究成果も

南米チリで建設が進められてきた大型電波望遠鏡「アルマ」が、13日に開所式を迎えた。その強力な性能を活かした観測がすでに行われており、観測史上もっとも遠い、つまりもっとも昔に星を活発に生み出していた銀河の発見についても発表されている。

3月13日

食連星で精度が向上した大マゼラン雲までの距離

約10年間にわたる変光星の観測から、天の川銀河の伴銀河である大マゼラン雲までの距離が誤差約2%以下という高精度で導き出された。銀河に含まれる食連星の明るさの変化を調べて求められた距離は16万3000光年となる。

3月12日

宇宙最古の星の年齢をさらに正確に推定

推定年齢がなんと宇宙よりも古いてんびん座の恒星。精密な距離測定で誤差を縮め、この年齢をもっと引き下げる研究成果が発表された。

3月7日

重力レンズで生み出された銀河のインべーダー

巨大な重力を持つ銀河団の周辺では、その向こう側にある銀河からの光が曲げられ、実に不思議な姿が見えることがある。数十億光年の彼方に見られる広大な宇宙の現象を、ハッブル宇宙望遠鏡がまざまざと映し出している。

3月6日

「宇宙のサッカーボール」が作られる環境

炭素原子がサッカーボール状に結びついた「C60 フラーレン」がおおいぬ座の惑星状星雲で見つかった。星雲の観測から、C60の生成環境の解明についても大きく前進している。

3月1日

銀河中心ブラックホールの自転速度を正確に計測

2つのX線天文衛星を駆使した観測で、銀河の中心にある巨大質量ブラックホールの高速自転が正確に計測された。

2月27日

生命の兆候がある惑星は、白色矮星で見つけやすい

太陽以外の恒星に、生命がすみやすい環境の惑星はあるのだろうか。これまで惑星が発見されたことのない「白色矮星」と呼ばれる星の残骸が、生命の兆候を探すのに実は最適であるという研究成果が発表された。

2月25日

天の川銀河で初めて見つかった極超新星の痕跡

通常の超新星爆発の100倍も高エネルギーの「極超新星爆発」。これまで天の川銀河の中では見つかっていなかったその痕跡が、国際宇宙ステーションのX線監視装置MAXIによって初めて発見された。

新発見の系外惑星は月と同等サイズ

NASAの衛星「ケプラー」が、太陽系の惑星よりも小さい系外惑星を発見した。最小のものは地球の3分の1ほど、月より少し大きい程度にしかすぎないという。

2月22日

太陽そっくりの恒星に太陽のような低温大気層

欧州の天文衛星「ハーシェル」による赤外線観測で、4光年かなたにある太陽に似た恒星リギルケンタウルスAに低温の層が見つかった。

2月21日

銀河宇宙線の加速の謎に土星探査機のデータで迫る

宇宙線を生み出すとされる超新星爆発の衝撃波による粒子の加速。それによく似た過程が「身近な宇宙空間」である太陽系の土星で直接観測され、磁場との意外な関係が明らかになった。

高速回転する超大質量ブラックホール

JAXAのX線天文衛星「すざく」を用いた研究で、銀河中心にある超大質量ブラックホールが高速回転していることがわかった。

2月20日

すばるで挑戦 100億光年かなたの天体を立体視

国内の共同研究チームが天体の重力で光が屈折する「重力レンズ効果」を利用し、およそ100億光年彼方にあるクエーサーからのガス流出の異なる2つの像をとらえた。別の角度からの観測と考えれば、立体的な構造が見えるかもしれない。

2月19日

宇宙線陽子が超新星残骸で作られる証拠

ガンマ線宇宙望遠鏡「フェルミ」による観測で、超新星残骸が放つ特徴的なガンマ線放射が見つかった。宇宙線の大部分を占める宇宙線陽子が超新星残骸で作られるという決定的な証拠だ。

銀河で作るVサイン

床に寝転がって作る人文字のように、2つの銀河が描く「V」の字が存在する。実際に衝突しているこの天体の詳細な姿を、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。

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