AstroArts Topics

ヘッドライン

2024年4月中旬 火星と土星が大接近

2024/04/04
2024年4月上旬から中旬ごろ、未明から明け方の東南東の低空で火星と土星が大接近する。最接近は4月11日ごろ。

天の川銀河中心のブラックホールの縁に渦巻く磁場構造を発見

2024/04/03
天の川銀河中心の超大質量ブラックホール「いて座A*」の縁に渦巻く強い磁場構造が見つかった。M87銀河の中心ブラックホールにも同様の構造が存在しており、全てのブラックホールに強い磁場が共通して見られる可能性を示唆する成果だ。

太陽の極は赤道に比べて7℃暖かい、「傾圧不安定波」の観測から判明

2024/04/02
近年太陽で見つかった傾圧不安定波が、太陽の赤道と極の間の温度差を7℃以下に制御していることが最新の数値シミュレーションによって明らかにされた。これにより、傾圧不安定波が太陽の自転分布に決定的な役割を果たしていることも示唆されている。

星ナビ5月号は「ポン・ブルックス彗星を見る・撮る」と特別付録「1テーマ5分でわかる!天体画像処理5」

2024/04/02
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2024年5月号は4月5日(金)発売です。順調に明るくなる「ポン・ブルックス彗星」の観察・撮影ポイントをまとめて解説。特別付録「1テーマ5分でわかる!天体画像処理5」は天体画像処理の細かい「仕上げ」がテーマ。

星座八十八夜 #75 北斗七星はおおぐま座のシッポ「おおぐま座」

連載・読み物
2024/04/02
北極星を探す目印となる「北斗七星」は、その名前も形も位置もよく知られていますが、実は単独の星座ではなく、〈おおぐま座〉のシッポの星の別名です。

2024年4月9日 皆既日食(北アメリカ)

2024/04/02
2024年4月9日(日本時間、現地時間では8日)、メキシコ、アメリカ合衆国、カナダ東部などで皆既日食が見られる。

衝突シミュレーションで探る氷衛星エウロパの構造

2024/03/29
木星の衛星エウロパに関する天体衝突のシミュレーション研究から、エウロパの氷殻の厚さが少なくとも20kmはあり、硬い層ともろい層の2層構造であれば、見つかっている多重リング盆地の地形をよく説明できることが示された。

星座八十八夜 #74 ライオンによりそう小ライオン「こじし座」

連載・読み物
2024/03/29
百獣の王ライオン=〈しし座〉と〈おおぐま座〉の間に見える小さな星座です。名前は「小ライオン」ですが、〈しし座〉とは、星座の由来にとくにつながりはありません。

SLIMが寒暖差に耐えて2回目の越夜に成功

2024/03/28
月着陸実証機「SLIM」が月の厳しい寒暖差に耐えて、3月27日地上からのコマンドに応答し、2回目の越夜に成功した。温度センサーなどに不調はあるが、主なSLIMの機能は維持されているようだ。

板垣さん、今年3個目の超新星をかみのけ座の銀河に発見

2024/03/28
山形県の板垣公一さんが3月24日、かみのけ座の銀河に超新星2024exwを発見した。板垣さんの超新星発見は今年3個目、通算179個目。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

4月3日にYouTubeライブ「ステラナビゲータでポン・ブルックス彗星を楽しむ!」

2024/03/28
アストロアーツは4月3日(水)に、天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」の機能を紹介するYouTubeライブ配信を開催します。見ごろを迎えている「ポン・ブルックス彗星」の観察の準備や計画の際に、ぜひ参考にしてください。

いよいよ近づいてきた、かんむり座Tの80年ぶりの新星爆発

2024/03/26
今年2月から9月の間で起こるとみられている「かんむり座T」の新星爆発について、その兆候が顕著になってきた。

星座八十八夜 #73 もっとも長〜い星座「うみへび座」

連載・読み物
2024/03/26
星座の端から端まで100度もある長い星座です。背中に「ろくぶんぎ座」や「コップ座」「からす座」を乗せて、春の南の空の西から東へ横たわっています。

2024年4月 ポン・ブルックス彗星が4等前後

2024/03/25
2024年4月ごろ、ポン・ブルックス彗星(12P)が4~5等で見えると予測されている。

2024年4月の星空ガイド

2024/03/25
主な現象/木星(夕方~宵)、ポン・ブルックス彗星(夕方)/9日未明:北米皆既日食/11日ごろ明け方:火星と土星が大接近/21日ごろ夕方:木星と天王星が大接近

実視界15°の広視野を実現したSIGHTRON双眼鏡「S I 525 SWA II」発売

2024/03/22
サイトロンジャパンは、実視界15°という驚異の広視野を持つSIGHTRON双眼鏡「S I 525 SWA II」を3月29日に発売する。

星座八十八夜 #72 目立たず運の悪い、わき役の星座「かに座」

連載・読み物
2024/03/22
〈かに座〉は黄道十二星座では、春の星座の一番手なのですが、明るい星がないために、見つけにくい星座です。中央には白く美しいプレセペ星団が輝いています。

市民天文学とAIで渦巻銀河とリング銀河を大量発見

2024/03/21
国立天文台の市民天文学プロジェクト「GALAXY CRUISE」の成果を活用したAIによって、すばる望遠鏡の撮影画像から新たに40万個を超える渦巻銀河とリング銀河が検出された。

ほうき星を見て、撮って、処理する:彗星写真を仕上げる(【特集】ポン・ブルックス彗星)

2024/03/21
ポン・ブルックス彗星の明るさがそろそろ4等級台に入りそうです。このまま順調に明るくなって、尾も伸ばしてほしいですね。特集コンテンツ最終回は画像の仕上げ。デジタル現像やトーンカーブ調整で「作品」を完成させましょう。

天文書評&新刊情報『ビジュアル星空大全』『ナイトハイクのススメ』『宇宙の教科書』など6冊

連載・読み物
2024/03/21
星ナビ2024年3月号「ほんナビ」で紹介の6冊:📖ビジュアル星空大全📖魅せる月風景の撮り方📖ナイトハイクのススメ📖宇宙の図鑑📖宇宙の教科書📖星のきざはし