AstroArts Topics

系外惑星

系外惑星の可視光スペクトルを初めて直接検出

2015/04/27
20年前に発見され系外惑星第1号として知られる「ペガスス座51番星b」の、可視光スペクトルが直接検出された。こうした検出の成功は初めてのことで、系外惑星や惑星系の特徴を理解するうえで大きな成果となる。

1万3000光年彼方の系外惑星

2015/04/17
赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」と地上望遠鏡の共同観測から、天の川銀河の中心方向1万3000光年彼方に系外惑星が発見された。こうした遠方の惑星の存在を探ることで、銀河内の系外惑星の分布に偏りがあるかどうかを調べることができる。

史上2個目、4重連星の中の惑星

2015/03/09
米研究チームにより、系外惑星を持つ3重星とみられていた連星系にさらにもう1つ星が見つかった。惑星を持つ4重連星としては史上2個目の発見で、連星が惑星形成に及す影響を知るうえで手がかりを与えてくれそうだ。

地球のような惑星は、やはり太陽型星の周りに存在

2015/02/18
東京工業大学と中国・清華大学の研究チームが行ったシミュレーションによって、惑星の含水量をもとにして考えた場合、地球のような惑星は太陽くらいの質量の恒星に多く存在しそうだということが示された。

112億歳の星に5個の惑星

2015/01/28
生まれて112億年という古い恒星に、地球サイズの惑星が5個見つかった。天の川銀河内の惑星系としては最も古い部類で、惑星形成の歴史をうかがわせる発見だ。

土星の200倍、巨大な環を持つ系外惑星

2015/01/27
430光年彼方の系外惑星が、土星の200倍という巨大な環をまとっていることが明らかになった。さらにその中では地球に匹敵する大型衛星も作られつつあるかもしれないという。

150光年彼方に地球の1.5倍の惑星

2015/01/20
およそ150光年彼方の暗い星に、地球に近い大きさの惑星が3個発見された。そのうち1つはハビタブルゾーン付近に位置しており、大気の成分次第ではさらに地球そっくりの惑星と言えるかもしれない。

ハビタブルゾーンの系外惑星を8個発見

2015/01/07
ハビタブルゾーンに存在する系外惑星が新たに8個見つかった。8つのうち2つは、これまでに発見されたどの天体よりも地球に似ているという。

一部故障のケプラー、復活ミッションで初の系外惑星発見

2014/12/19
姿勢制御装置の不具合のために主要ミッションを終了していた系外惑星探査衛星「ケプラー」が、今年からスタートした新ミッションで初の系外惑星を発見した。

団体登録の締め切り迫る!系外惑星系の命名提案

2014/12/09
国際天文学連合(IAU)の「系外惑星系への命名キャンペーン」に参加するための団体登録締め切りが、年末に迫っている。日本語での支援サイトを参考に登録して、惑星系の名前を提案しよう。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

40光年彼方の“太陽”を横切るスーパーアース、地上から観測

2014/12/02
太陽に似た恒星「かに座55番星」の手前を地球の2倍サイズの惑星が横切るようすが、地上の望遠鏡で初めてとらえらえた。

有志プロジェクトの目で見つけた、1年が不規則な系外惑星

2014/11/11
機械的には検出が難しい、不規則な公転周期の系外惑星を、有志プロジェクトが人間の目で見つけた。他の惑星の性質もわかるなど、この発見は惑星系全体を知る大きな手がかりとなっている。

2万5000光年彼方、天王星のような巨大氷惑星

2014/10/30
天王星のような軌道を持つ系外惑星が2万5000光年彼方に発見された。天王星や海王星のような巨大氷惑星候補が太陽系外に見つかったのは初めてのことだ。

がか座β星系で彗星を統計調査 “クロイツ群”の存在も

2014/10/27
大型惑星や原始惑星系円盤が観測されてきた「がか座β星」惑星系で、数百個の彗星の統計的な調査が初めて行われた。太陽系でいうクロイツ群のような特徴的な軌道による分類も見出されており、誕生間もない惑星系を知る大きな手がかりとなっている。

系外惑星の温度分布と水の量を観測

2014/10/15
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、系外惑星の温度分布や水の存在量が明らかになった。巨大ガス惑星の形成に関する手がかりとなる。