AstroArts Topics

岩石惑星

太陽系の惑星を急成長させた前線

2022/04/12
太陽系の惑星は、太陽に近くて水が蒸発する内側と遠すぎて水が凍る外側の境界、「スノーライン」で急激に成長して形成された可能性がシミュレーションで示唆された。

地球型惑星や水星型惑星の形成につながる中心星の組成

2021/10/25
岩石型系外惑星と中心星の組成の間につながりがあることが、観測で初めて確かめられた。惑星の形成過程を理解する上で重要な情報となりそうだ。

鉄が多い岩石惑星の磁場は長持ちしない

2021/08/31
岩石惑星の最新のシミュレーション研究によると、惑星に含まれる鉄の量と、核・マントルに鉄が分配される割合によって、核の大きさや磁場の寿命が大きく変わるようだ。

水星の大きな核は原始太陽の磁場が作ったのかもしれない

2021/07/12
太陽系の内側にある岩石惑星ほど密度が大きいのは、原始太陽の磁場の働きによるものだという説が提案された。水星表面の最新の観測ともよく合うモデルだという。

天の川銀河を違った視点から見ていた岩石惑星

2021/01/14
天の川銀河の「厚い円盤」と呼ばれる領域に属する100億歳ほどの恒星の周囲に、岩石質である可能性の高い惑星が初めて発見された。

地球とよく似たサイズと温度の系外惑星、見落としからの発見

2020/04/22
運用を終了したNASAの探査衛星「ケプラー」の観測データを見直したところ、これまでケプラーが発見したどの系外惑星よりもサイズと温度が地球に近くハビタブルゾーンに位置する天体が新たに見つかった。

火星の核は地球より小さめ

2020/01/28
隕石や探査機のデータに基づいた火星の新たな内部構造モデルが計算された。火星の核は地球の核に比べて、惑星全体の質量に対する割合が小さいようだ。

ハビタブルゾーンに位置する地球サイズの惑星

2020/01/08
系外惑星探査衛星「TESS」が、約100光年彼方の恒星の周りに3つの惑星を発見した。そのうち1つはハビタブルゾーンに位置する地球サイズの惑星とみられ、このタイプの惑星発見はTESSとしては初めてとなる。

コンパクトな複数惑星系は低金属量星の周囲にできやすい

2018/10/31
700個の恒星とその周りの系外惑星に関する研究から、複数の岩石惑星を持つコンパクトな惑星系は、重元素が多い恒星よりも低金属量の恒星の周囲に形成されやすいことが示された。

地球サイズの系外惑星の大気を初観測

2016/07/25
地球サイズの系外惑星の大気が初めてハッブル宇宙望遠鏡で観測され、ガス惑星のように水素を主成分とした大気ではないことが明らかになった。

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地球に似た系外惑星の内部構造は、やはり地球と似ている

2016/02/09
太陽系外惑星のうち、地球のように岩石を主成分とするものの内部は、一体どのような構造になっているのだろうか。モデル計算によれば、やはり地球に似ているようだ。

地球のような惑星は、やはり太陽型星の周りに存在

2015/02/18
東京工業大学と中国・清華大学の研究チームが行ったシミュレーションによって、惑星の含水量をもとにして考えた場合、地球のような惑星は太陽くらいの質量の恒星に多く存在しそうだということが示された。