AstroArts Topics

原始惑星系円盤

多彩な構造を持つ、惑星が誕生する現場

2018/06/28
アルマ望遠鏡による若い星の観測から、星の周囲の円盤中に渦巻き腕や塵のかたまり、少しひしゃげた形に開いた円盤の穴といった構造が発見された。円盤内で形成されつつある惑星によって作られている構造かもしれない。

若い星の周りに生まれたばかりの惑星の存在証拠

2018/06/22
アルマ望遠鏡による若い星の観測から、誕生直後の3つの惑星の存在を示す確かな証拠が得られた。

ナノダイヤモンドからの特異なマイクロ波放射

2018/06/18
約20年前、宇宙マイクロ波背景放射の観測中に特異なマイクロ波放射が偶然検出された。最新の観測で、この特異なマイクロ波放射の起源として、原始惑星系円盤の中に存在する水素化ナノダイヤモンドの可能性が示唆された。

若い星を取り巻く多様な塵円盤

2018/04/13
超大型望遠鏡VLTの観測装置「SPHERE」が撮影した、若い星を取り巻く塵の円盤の画像が多数公開された。大きさや構造などが異なる、多種多様な円盤の姿がとらえられている。

10.5光年先に若い太陽系そっくりの惑星系

2017/05/09
NASAの空飛ぶ天文台「SOFIA」で10.5光年彼方の「エリダヌス座ε星系」を観測したところ、構造の一部が太陽系にとてもよく似ていることがわかった。

若い惑星系に残るガスは塵から供給された

2017/04/12
星の周りに広がる塵の円盤の電波観測から、炭素原子ガスの存在が明らかにされた。炭素原子ガスは一酸化炭素分子ガスの量の数十倍もあり、主に塵同士の衝突などで円盤に新たにガス成分が供給されているようだ。

アルマで直接観測、惑星系円盤誕生における問題解決の糸口

2017/02/08
原始惑星系円盤の観測から、ガスが円盤に降着する際に角運動量の一部を円盤の垂直方向に放出していることが明らかになった。惑星系円盤誕生の研究における大きな謎を解決するための、重要な糸口の発見である。

ガスと塵の分布が示す2つの惑星誕生の証拠

2016/12/15
アルマ望遠鏡の観測により、若い星を取り巻く塵とガスの円盤に、はっきりとした暗い隙間が複数見つかった。そのうち2か所には、それぞれ土星ほどの質量の惑星が存在しているとみられている。

アルマ望遠鏡、惑星の種の大きさと、その成長に迫る

2016/12/06
アルマ望遠鏡を使った若い星「HD 142527」の観測により、この星を取り巻く円盤を構成する塵粒子の大きさが初めて高精度で見積もられた。また、円盤内で塵の性質に偏りがあることも初めて明らかになった。

VLTが直接撮像した3つの原始惑星系円盤

2016/11/10
ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTが、3つの若い星の周囲に存在する原始惑星系円盤を直接撮像でとらえた。そのうちの1つでは数か月の間に起こった変化までもが見えている。

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渦巻きの腕に抱かれる生まれたての星

2016/10/04
生まれたての星の周囲に、塵でできた渦巻きが発見された。星を取り巻く円盤中で、星と円盤の物質、その中で生まれているかもしれない惑星の重力が複雑に相互作用して作られたとみられる。

アルマがとらえた、巨大氷惑星の形成現場

2016/09/15
若い恒星の周囲に広がる原始惑星系円盤をアルマ望遠鏡で観測したところ、円盤中の暗い隙間の一つに小さな塵が多く存在していることがわかった。ここには海王星程度の大きさの巨大氷惑星が存在する可能性が高いと考えられる。

約100万歳の若い星の周囲で惑星形成の新証拠

2016/05/25
アルマ望遠鏡の観測データの解析から、100万歳と若い星の周囲のガス円盤に二重の溝が見つかった。すでに知られていた塵の分布に見られる溝と同じ位置に存在しており、ここで惑星形成が起こっているという強い証拠となる結果である。惑星形成には数千万年はかかるとしてきた従来の説を再考する必要があるかもしれない。

地球に似た軌道を持つ惑星の誕生現場を若い星の周りで初観測

2016/04/05
アルマ望遠鏡による観測で、若い星を取り巻く原始惑星系円盤において、中心から太陽・地球間に相当する距離のところに隙間が見つかった。この隙間は、地球とよく似た惑星、あるいはもう少し大きな「スーパーアース」が、まさに今生まれている現場かもしれない。

高速惑星形成を示唆する、原始惑星系円盤中の大きな塵の塊

2016/03/22
若い恒星「おうし座HL星」の周囲に広がる原始惑星系円盤を鮮明にとらえた電波観測で、惑星へと成長すると思われる塵の塊が見つかった。短時間で惑星形成が可能であることを示唆する観測結果だ。

惑星形成モデルを書き換える?とても冷たい空飛ぶ円盤

2016/02/24
アルマ望遠鏡などの観測により、若い星の周りの原始惑星系円盤の外縁部に含まれる大きな塵の粒子の温度が初めて測定され、塵が摂氏マイナス266度であることが突き止められた。予想よりずっと低いこの温度は、従来の惑星形成モデルを書き換えるほどの衝撃を与えるものとなっている。

アルマ望遠鏡で迫る連星系での惑星形成

2016/02/18
アルマ望遠鏡で連星系の周囲の円盤を詳細に観測したところ、ガスがなく塵で構成された三日月形の領域が円盤内に発見された。連星系での惑星形成の可能性に新たな見識を与える成果だ。

世界初、形成途中の惑星を直接撮像

2015/11/20
若い恒星の周囲を取り囲む円盤中に、現在作られつつある形成途中の惑星が見つかった。こうした天体の存在が間接的に示されるのではなく直接撮像されたのは初めてのことだ。

けんびきょう座AUを取り巻く円盤で謎の高速さざ波現象

2015/10/14
32光年彼方の若い恒星「けんびきょう座AU」を取り囲む巨大な塵円盤に、高速で移動するさざ波のような特徴が発見された。星の活発なフレアと関係があるのではないかとみられている。

若い星を取り巻く、華やかな二重リング

2015/09/30
アルマ望遠鏡が、若い星「おおかみ座IM星」の周りに二重の華やかなリングをとらえた。重イオンでできたリングの化学的性質の観測は、原始惑星系円盤の性質を理解する手がかりとなる。