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C/1996 P2(ラッセル・ワトソン彗星)の発見


オーストラリアのK.S.ラッセルは、F.G.ワトソンが8月10.74014日UTに 撮影した写真から新彗星を発見した。発見時の位置は、赤経(2000)=1時40分24.85秒、 赤緯(2000)=-29度51分58.8秒(ちょうこくしつ座)で、11日の全光度は13等。 中央集光が強く(核光度は約17等)、20秒以下のコマと20分の長さの尾を伴 っている。(IAUC 6448)

村岡健治氏は、1996年8月10日から8月15日までの16個の観測から 放物線軌道を計算した。 (平均残差は、+/- 0.42秒)

          T  =  1996 Feb. 24.19268  TT
       Peri. =  187.94137
       Node  =  102.70244   (2000.0)
       Incl. =   29.50016
          q  =    2.0515868  AU
          e  =    1.0

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