2017年7月中旬 金星とアルデバランが接近

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7月中旬ごろ、未明から明け方の東の低空で明けの明星の金星とおうし座の1等星アルデバランが接近して見える。最接近は14日ごろ。

星図

7月中旬ごろ、未明から明け方の東の低空で、明けの明星の金星とおうし座の1等星アルデバランが接近して見える。最接近は7月14日ごろだ。アルデバランは牛の眼にあたる位置に輝く赤い星だが、14日ごろには金星が、もう一方の眼として金色にまぶしく輝くことになる。接近の様子は肉眼でもじゅうぶん楽しめるが、双眼鏡で観察するとアルデバランのあたりに広がるヒヤデス星団の星々も見やすくなり、アルデバラン、金星、ヒヤデス星団と、色や明るさの異なる多くの星が同一視野内に見えていっそう面白い。低空での現象ではあるが、早起きして眺めてみよう。

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