板垣さん、てんびん座の銀河に超新星発見、122個目

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山形県の板垣公一さんが昨年暮れの12月23日、てんびん座の銀河に超新星2016jagを発見した。板垣さんの超新星発見は通算122個目となる。

【2017年1月5日 Transient Name ServerATel

山形県の板垣公一さんが2016年12月23日20時30分ごろ(世界時。日本時では24日5時30分ごろ)、てんびん座方向の銀河MCG-01-39-005に超新星候補天体を15.2等で発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  15h23m19.79s
赤緯 -04°09′19.50″ (2000年分点)

てんびん座の超新星
てんびん座の超新星の発見画像(撮影:板垣さん)

2016jagの符号が付けられた後、米・キットピーク天文台による分光観測からIb型超新星と確認された。

てんびん座の銀河周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
てんびん座の銀河周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

板垣さんによる超新星発見は2016年の8個目、通算発見数は122個(独立発見を含む)となった。

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