2016年11月17日 しし座流星群が極大

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11月17日、しし座流星群の活動が極大となる。数が一番増えるのは18日未明だが、満月過ぎの月が夜空を照らしているため流れ星は見えにくい。空の条件の良いところでも1時間あたり数個程度だろう。

星図

1999年や2001年の大出現が有名なしし座流星群は、テンペル・タットル彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで上空100km前後で発光して見える現象だ。

今年の予測極大時刻は17日19時だが、この時刻にはまだしし座は昇っていない。しし座が昇る18日未明が一番の見ごろとなるが、今年最大の満月から数日過ぎただけの明るい月が夜空を照らすので条件は悪く、町明かりがない見晴らしの良い場所でも1時間あたり数個しか見えない可能性が高い。あまり期待せず、運試し程度に眺めてみよう。

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