今年末に太陽に最接近し、肉眼でも見える明るさになると予測されるアイソン彗星（C/2012 S1）は、最近になってハッブル宇宙望遠鏡が彗星らしく尾をひく姿をとらえるなど、期待も高まっています。

アストロアーツが無償公開したiPhone/iPadアプリ「アイソン彗星を見よう」を使うと、いろいろなシミュレーションができます。

設定した日時と場所での位置をシミュレーション

日付と時刻、場所を自由に設定して、その日その場所で見える空を表示。

アイソン彗星がもっとも明るく見える11月〜12月の夜明け前の東の空を表示すると、彗星を見つけることができます。

その他の日時でも、星図内にアイソン彗星が表示されます。7月中なら、太陽のそばにあるのがわかります。

彗星が太陽系の中を動き回る様子をシミュレーション

「太陽系」モードでは、太陽系の中を旅するアイソン彗星の軌道を表示します。彗星が太陽に近づきまた去っていくようすを見ることができ、またその時々の惑星の動きも正確にシミュレーションします。

実際の空でアイソン彗星を探す

アイソン彗星が見える時期には、実際の夜空で彗星を探してみましょう。「地上」モードにしてiPhone/iPadを空にかざすことで、端末の向いている方向に見える星空が表示されますので、この画面にアイソン彗星が見えるように調整しましょう。アイソン彗星が見える方向がわかったら、その方向を双眼鏡で探したりカメラで撮影したりしてみましょう。

製品名：

アイソン彗星を見よう

価格：

無料

製品ページ：

「アイソン彗星を見よう」製品ページ

ダウンロード

App Store（クリックでiTunes起動）

他のモバイルアプリでアイソン彗星を表示

iPhone用「iステラ」

iPad用「iステラ HD」

まず「設定」ボタン→「データ更新」から彗星の最新データをオンラインで取得し、星図設定ボタン[★]で彗星の表示をオンにします

Android用アプリ「スマートステラ」

星図画面右下の「★」ボタンをタップし、「彗星」を選択して「マーク」をONにします。「名称」「ID」をONにするとラベルも表示されます。

Windows 8用アプリ「M+Stellar」

対応予定はありません。ご了承ください