新型ロケット「イプシロン」試験機が8月22日打ち上げ

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【2013年5月21日 JAXA (1)(2)8月12日更新

8月はJAXAによる2つの打ち上げに注目しよう。4日にH-IIBロケットでISS補給機「こうのとり」4号機が、22日には新型ロケット「イプシロン」試験機で「惑星分光観測衛星」が打ち上げられる。


イプシロンロケット

新たに発表されたイプシロンロケット試験機の塗装デザイン。クリックで拡大(提供:JAXA)

8月12日追記:イプシロンロケット打ち上げは8月27日に延期となりました

JAXAは21日、2件の打ち上げスケジュールを発表した。

ひとつは国際宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」4号機で、8月4日(日)午前4時48分ごろ(日本時。以下同)種子島宇宙センター(鹿児島県)からH-IIBロケット4号機で打ち上げられる。

また8月22日(木)には、世界初の惑星観測用宇宙望遠鏡「惑星分光観測衛星(SPRINT-A)」が内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から新型ロケット「イプシロン」試験機で打ち上げられる。打ち上げ予定時刻は午後1時30分〜2時30分ごろだ。

イプシロンロケットの機体デザインは日本の固体ロケットの伝統を継いだカラーリングで、4月から5月上旬までに国内外から集まった5812件のメッセージの文字列が赤ライン部分に配される。

いずれの打ち上げも、延期となった場合は9月30日までが予備期間となっている。