いつでも星は輝いている 星の村天文台台長が復興支援観望会

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【2011年6月20日 いつでも星は輝いている

東日本大震災で65cm反射望遠鏡が倒壊した福島県「星の村天文台」の大野台長が、被災地の避難所や学校などに出向いての天文講演や観望会を開催している。また、観望会を行う団体向けに星座早見盤の提供も行っている。


(星座早見盤の画像)

「いつでも星は輝いている」プロジェクトのオリジナル星座早見盤(提供:「いつでも星は輝いている」ウェブサイト)

福島県田村市の「星の村天文台」台長の大野裕明(おおのひろあき)さんは、東日本大震災で被災したり避難生活を余儀なくされたりしている人々の「心の復興」を支援するため、自治体や学校などの要請に応じて被災地や避難所などで天体観望会を行っている。

「星の村天文台」も、65cmの反射望遠鏡が倒壊するなど震災で大きなダメージを被った。修繕のめどはたっていないが、5月下旬には残った望遠鏡を使っての観望会を再開した。

始まったばかりの復興に向けて、自然の脅威をただ恐れるだけではなく、自然の素晴らしさを「星空」を通じて体験してもらいたい。そんな大野さんの思いをバックアップするため、望遠鏡メーカー「ビクセン」から星座早見盤と天体観測ガイド冊子が提供され、参加者に無料で配布される。

この活動「いつでも星は輝いている」のウェブサイトでは、自治体、学校などからの観望会や講演会の要請を受け付けている。また趣旨に賛同し観望会を開催する団体向けに、望遠鏡の貸し出しや星座早見盤と天体観測ガイド冊子の提供も行っている(下記〈関連リンク〉より)。

地震発生から3ヶ月が過ぎ、緊急的な段階から長い復興への道のりへ移行しようとしている今、天文界の取り組みはこれからが本番といえるだろう。

〈関連リンク〉

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