ブラックホールの正体を暴こう! 8月に大阪で高校生向け講習

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【2011年6月15日 大阪教育大学

8月5〜6日に大阪で高校生向けの天文教育プログラムが実施される。2日間にわたる講義や天体観測、データ処理などの実習を通してブラックホールの謎に迫っていこう。


《「光と色を使って、見えないブラックホールの正体を暴こう!」ご案内》

ブラックホールは光でさえ吸い込む見えない天体だと思われています。しかし現実の宇宙では、ブラックホールに吸い込まれるガスが光り輝くことによって、ブラックホールはその姿を現しています。本企画では、そのようなブラックホール活動天体の意外な素顔を紹介します。

また、光のスペクトルや色を調べる天体観測の方法についてわかりやすく説明します。さらに大学設置の51cm天体望遠鏡で、実際に星やブラックホール活動天体を観測し、データを実際に解析します。これら講義・演習・観測の3本立てで、ブラックホールの謎へ迫り、その正体を暴いてみましょう。

日本学術振興会(JSPS)ひらめき☆ときめきサイエンス
「光と色を使って、見えないブラックホールの正体を暴こう!」

■ 日程:
2011年8月5日(金)、6日(土)
■ 場所:
大阪教育大学柏原キャンパス
B3棟B3-301a(視聴覚室)、C3棟C3-401(天体観測室)
〒582-8582 大阪府柏原市旭ヶ丘4-698-1
アクセス
■ 内容:
8月5日:
13:00〜13:30 受付(柏原キャンパスB3-301a 視聴覚室)
13:30〜14:00 開講式(挨拶、オリエンテーション、科研費と本事業説明)
14:00〜15:30 講義:ブラックホール活動天体とは
(休憩)
15:30〜16:30 実習:星とブラックホール活動天体のスペクトル
(小休憩)
16:30〜17:30 講義:天体観測の方法
18:00〜18:45 夕食・休憩
18:45〜21:00 天体観測実習
8月6日:
10:00〜10:30 講義:データ処理について
10:30〜12:00 実習:データ処理の開始
(小休憩)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜14:00 実習:データ処理の続き
14:00〜15:00 結果の解釈についてのグループ討議とまとめ
15:00〜15:30 修了式
■ 備考:
筆記用具、ノート等各自持参
8月5日夕食、8月6日昼食、休憩時の飲物は大学側で用意します
■ 主な対象・定員:
高校生 定員20名
■ 参加申し込み:
下記ウェブページより、7月5日(火)までに申込
「日本学術振興会 ひらめき☆ときめきサイエンス」ウェブページ
■ お問い合わせ:
■ 主催:
大阪教育大学
■ 担当:
福江純(理科教育講座)
定金晃三(自然研究講座)
松本桂(理科教育講座)