星ナビ7月号は「はやぶさ」帰還1年、増ページで大特集

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【2011年6月3日 アストロアーツ】

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2011年7月号が、6月4日(土)に発売されます。小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還してから1年。「はやぶさ」は航行技術の実証やイトカワの試料などの科学的、工学的な成果はもちろん、他にもたくさんのものを私たちに届けてくれました。「はやぶさ」の残した光を追いかけた増ページ特大号です。


表紙

星ナビ2011年7月号表紙

プラネタリウム番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」監督の上坂浩光氏による、大気圏突入時の「はやぶさ」と帰還カプセルのCGイラストです。

★ 全掲載内容の目次はこちら → 「星ナビ2011年7月号」

「はやぶさ」の残した光

「『はやぶさ』の残した光」ページサンプル

2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が60億kmにおよぶ旅を終えて地球に帰ってきました。オーストラリアの夜空に輝いた光、全国から届けられる声援、カプセルの回収と日本各地での展示、発見された微粒子、後継機「はやぶさ2」の始動、プラネタリウム番組の劇場公開……そんな「はやぶさ」のすべてを、52ページの大特集で振り返ります。

第1部 「はやぶさ」の7年の軌跡

「『はやぶさ』の7年の軌跡」ページサンプル

不屈のミッション「はやぶさ」の旅立ちから飛翔、イトカワへの接近、着陸、離脱。たびかさなるトラブルを乗り越えて地球へ帰還した、その遥かなる7年の旅程をたどっていきます。

第2部 「はやぶさ」からの贈り物

「『はやぶさ』からの贈り物」ページサンプル

「はやぶさ」によって地球へ届けられたカプセルには多数の「イトカワのかけら」が入っていました。全国の研究者が行っている多角的な分析から見えてきたものは何だったのでしょうか。

第3部 C型小惑星に向かう「はやぶさ2」計画

「C型小惑星に向かう『はやぶさ2』」ページサンプル

「はやぶさ」の意思を継いだミッションが動き始めています。イトカワとは組成の異なる小惑星へ赴いて金属の塊を打ちこみ、人工的にクレーターを作って探査する「はやぶさ2」について紹介します。

第4部 燃え上がる「はやぶさ」

「燃え上がる『はやぶさ』」ページサンプル

51万人が足を運んだ帰還カプセルの展示や、発売された関連製品の数々、相次いで制作発表された映画、そして「はやぶさ」を応援する人々――燃え上がった「はやぶさ」の国民的人気に注目しました。

第5部 「はやぶさ」が残してくれたもの

「『はやぶさ』が残してくれたもの」ページサンプル

大ヒットプラネタリウム番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の上坂浩光監督が「はやぶさ」について語ります。「あなたと『はやぶさ』の物語を作りたい」というその思いとは。

近代学問の基礎を築いたイスラム世界の天文学 Part2

「近代学問の基礎を築いたイスラム世界の天文学 Part2」ページサンプル

近代天文学の始まりを語るうえで、イスラム世界での学問を切り離すことはできません。6月号ではサマルカンドを中心に活躍したウルグ・ベグと巨大な天文台を紹介しましたが、今回は星の名前に深くかかわったアッスーフィーと、光学的な研究を行ったアル・ハイサムについて解説します。

星を追うカメラ「ペンタックス O-GPS1 with K-5&K-r」

「星を追うカメラ『ペンタックス O-GPS1 with K-5&K-r』」ページサンプル

ペンタックスから登場した一眼レフカメラ用のGPSユニット「O-GPS1」には、カメラの撮像素子を動かすことで天体の自動追尾が行える機能が搭載されています。赤道儀がなくとも、三脚だけで追尾撮影が行えるというユニークな機能をテストしました。

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