月探査の民間ミッションレースに日本チームが参加

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【2011年5月23日 ホワイトレーベルスペース・ジャパン

「2015年までに月面に無人探査機を送り込む」という民間ミッションのレース「Google Lunar X PRIZE」が開催され、日本を含め世界18ヶ国29チームが参加する。


民間資本主体の月探査ミッション賞金レース「Google Lunar X PRIZE」が開催される。ミッションの内容は、2015年12月31日までに月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の画像、動画、データを地球に送信する、というもの。日本からは唯一、オランダのチームのローバー(探査車)開発と日本での広報を担当する「ホワイトレーベルスペース・ジャパン(WLSJ)」社が参加し、その公式ファンイベントが6月に東京・お台場で行われる。

《『"Google Lunar X PRIZE" 日本チーム オフィシャル・ファン・ミーティング』
〜もっとオープンな宇宙開発を!総額3,000万ドルの月面無人探査レースに挑む、民間日本チームの来場者参加型公式ファンイベント〜》

「Google Lunar X PRIZE」日本チームオフィシャルファンミーティングPRイメージ

「Google Lunar X PRIZE」日本チームオフィシャルファンミーティングPRイメージ。クリックで拡大(提供:White Label Space Japan)

民間による月面探査に挑戦する「ホワイトレーベルスペース・ジャパン」のファンイベントを開催!

昨年のキックオフから約9ヶ月、プランニングのフェーズが終わり、いよいよ壮大なミッションが始動。イベントでは、月面探査ミッションの概要やチームの活動を紹介する他、みなさんが自由にメンバーと交流できる場となります。

ミッションに関する疑問やアイデアを自由に意見交換でき、テーマ別のグループディスカッションも行います。そして、集約されたアイデアはミッションの正式プロジェクトに採用! どんなアイデアでもチームが責任を持ってアクションを起こす、という史上初のオープンな宇宙開発。一度きりの大きな夢が、ここにあります。

Googleがスポンサードする月面無人探査レースには、世界18ヶ国29チームが参加しており、日本からは「ホワイトレーベルスペース・ジャパン」が唯一エントリーしています。東北大学航空宇宙工学の吉田和哉教授に加え、研究者から広告・PRやアートまで、幅広い分野で活躍する若手がチームメンバー。イベント参加に宇宙の専門知識は要りません。みなさんと一緒に創り上げる、オープンな宇宙開発の来場者参加型イベントにぜひご参加ください!

■ 日時:
2011年6月4日(土) 18:00 〜 20:30(17:30開場)
■ 場所:
お台場TOKYO CULTURE CULTURE
(東京都江東区青海1丁目3-11 ZeppTokyo 2F)
■ 出演者:
ホワイトレーベルスペース・ジャパン 代表 袴田武史
ホワイトレーベルスペース・ジャパン チームメンバー
■ チケット:
前売り券2000円/当日券2500円(飲食代別途必要・ビール¥600など)
前売券はイープラスにて1人8枚まで購入可能。
ファミリーマート店頭で予約なしで24時間直接その場で購入可能
インターネット予約の場合はセブンイレブン、ファミリーマートでの支払い受取りで手数料無料
■ 内容:
GLXPのミッション概要やチームの活動を紹介。月面無人探査ミッションに関する疑問やアイデアをメンバーや他の参加者と自由に意見交換でき、テーマ別に分かれたグループディスカッションも行うフリートークイベント
■ ウェブサイト:
ホワイトレーベルスペース・ジャパン

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