各地の天文施設状況 兵庫で「チャリティ星見会」も

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【2011年3月15日 アストロアーツ】

今回の大地震により、東北地方を中心に天文施設も影響を受けている。各施設の状況をまとめたサイトを紹介するとともに、3月16日に兵庫県で行われる「チャリティ星見会」について案内する。


(「星の村天文台」の65cm反射望遠鏡の画像)

福島県田村市の「星の村天文台」では65cm反射望遠鏡が倒壊。人的被害はなかったとのこと。クリックで拡大(提供:大野裕明さん)

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震等による災害や計画停電で、多数のプラネタリウム館・公開天文台が休館やイベントの延期を発表している。

被災地域ではライフラインの寸断で必要な情報を公開できずにいる施設があり、また電話が通じる地域でも被災により個別の対応が難しい施設も多数ある。

施設の情報は「日本プラネタリウム協議会(JPA)」や「日本公開天文台協会(JAPOS)」などを通じてまとめられ、インターネット上で公開されている。随時内容を更新していくとのことだ。

〈各施設の情報は以下のサイトを参照〉


また一方、兵庫県伊丹市の「こども文化科学館」は3月16日に「チャリティ星見会」を企画。16年前の震災を経験した街から、星空を通じた募金が行われる。

《東北地方太平洋沖地震 チャリティ星見会》

■ 日時:
2011年3月16日(水)18:30〜20:30
※雨・曇天の場合翌17日(木)に延期
■ 場所:
兵庫県伊丹市三軒寺前広場
■ 参加方法:
無料。自由参加
■ 主催:
伊丹市こども文化科学館サポーター
■ 協力:
伊丹まちづくり会議・伊丹市立こども文化科学館
■ ウェブサイト:
伊丹市立こども文化科学館