仙台市の望遠鏡、愛称は口径1.3mの「ひとみ」

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【2011年2月8日 仙台市天文台

昨年11月の超新星発見に貢献した、仙台市天文台の口径1.3m望遠鏡の愛称が「ひとみ」に決定した。


(「ひとみ」の画像)

「ひとみ」の愛称がつけられた仙台市天文台の1.3m望遠鏡。公開天文台の中では国内3番目の大きさを誇る。クリックで拡大(仙台市天文台ウェブサイトより)

仙台市天文台は5日、同施設内の1.3m反射望遠鏡の愛称が「ひとみ」に決定したと発表した。

この望遠鏡は、毎週土曜日の観望会で市民に親しまれているほか、同天文台職員の小石川正弘さんが昨年11月に超新星「2010jo」を発見したことでも知られる。

今まで以上に市民に天体観測に親しんでもらいたいという思いから2010年10月〜12月まで募集した愛称に、全国から6,666通の応募が届いた。その中から、最優秀賞の石井きららさんほか、優秀賞2名、佳作4名が選ばれた。

愛称「ひとみ」の選考理由として、「宇宙をみる眼」という望遠鏡の特徴が捉えられていること、「1.3m」の「1」と「3」にかけられていること、たくさんの市民に宇宙を身近に感じてもらえるような展望を感じさせることが挙げられている。