ついに打ち上げられた「エンデバー号」

【2009年7月17日 NASA

スペースシャトル「エンデバー号」(STS- 127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))が5回の打ち上げ延期を経て、米国東部夏時間(以下同様)7月15日18時03分(日本時間7月16日7時03分)に打ち上げられた。「エンデバー号」には、日本実験棟「きぼう」船外実験プラットフォームと船外パレットが搭載されており、今回のミッションで「きぼう」の構成要素の取り付けが完了する。


(「エンデバー号」打ち上げの画像)

「エンデバー号」打ち上げのようす(提供:NASA)

スペースシャトル「エンデバー号」(STS-127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))は、度重なるガス漏れや落雷などによって計5回打ち上げが延期されたが、ついに15日18時03分(日本時間16日7時03分)に打ち上げの時を迎え、日本実験棟「きぼう」船外実験プラットフォームと船外パレットを搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)へと向かった。

今回のミッションで、日本実験棟「きぼう」のすべての構成要素の取り付けが完了する。また、第18/19/20次長期滞在員として3月から国際宇宙ステーションに長期滞在している日本人宇宙飛行士 若田光一さんは、この「エンデバー号」で7月31日午前10時45分(日本時間同午後11時45分)帰還する予定だ。