【イベント情報】五反田プラネタリウムが一時休館、6月下旬に休館イベント

【2007年6月16日 五反田プラネタリウム

東京都品川区の小さなプラネタリウム「五反田プラネタリウム」は、施設を建て替えるために2008年7月から一時的に休館し、2010年秋にリニューアルオープンする予定になっている。6月下旬には休館イベントが行われる。


東京都品川区の品川区立五反田文化センター内にある「五反田プラネタリウム」は、施設を建て替えるために2008年7月から一時的に休館する。ドーム径6.5mという小さな規模で、座席は扇形配列の48席、五藤光学研究所製のGE-2Tという機種が稼動し、一般投影や学習投影などを行ってきたプラネタリウムだ。

投影は解説員が手動操作で行い、内容も月替わりの天文テーマを手作りで提供、昔ながらの生解説のスタイルで星空を案内し続けてきた。天体写真家・林完次さんをはじめとする個性あふれる解説員が投影を担ってきたが、その解説を聞けるのもこの6月で最後となる。

品川区立五反田文化センターのプラネタリウムは、1982年の同センター新館のオープン時に開設された。その前身となるのは1969年に品川区立青年館に設置された直径3.5mの傘式ドームのプラネタリウムで、五反田プラネタリウムとしては39年もの歴史がある。

2008年7月からは品川区立五反田文化センターが改築のため休館し、2010年秋にリニューアルオープンする予定になっている。新しい品川区立五反田文化センターには直径12mのドームが併設され、中規模のプラネタリウムが誕生する。座席は85席というドーム径の割には少なめでゆとりのある座席数が予定されている。6月下旬には通常の一般投影だけでなく、休館イベントとして親子投影、夜間投影、天文講演会が行われる。休館イベントはいずれも入場無料。


《五反田文化センター休館イベント“さよならプラネ”》

■ 親子投影:
日時: 6月21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)13:00〜(12:30開場)
対象: 幼児と保護者
定員: 48名(先着順)
■ 夜間投影:
日時: 6月21日(土)、25日(水)、27日(金)18:30〜(18:00開場)
定員: 48名(先着順)
■ 天文講演会(要申込):
  • 「星空の楽しみ」
    日時:6月20日(金)18:30〜
    講師:天体写真家 林 完次さん
  • 「科学としての宇宙人(生命)探し」
    日時:6月24日(火)18:30〜
    講師:国立天文台研究員 伊東昌市さん
  • 「宙(そら)の旅」
    日時:6月28日(土)18:30〜
    講師:天体写真家 林 完次さん
■ 講演会に関する問い合わせ:
五反田文化センター 講演会係
Tel: 03-3492-2451

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