ハッブル宇宙望遠鏡が見事に捉えた、宇宙の砂粒

【2004年4月9日 HubbleSite NewsCenter

NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、NGC 300という渦巻き銀河の中心部に無数に散らばっている星々の姿を捉えた。

((左上)デジタルスカイサーベイによるNGC 300の画像、(右上)ハッブルのACSカメラによる同銀河の画像、(下)ACSカメラの画像の一部を拡大したもの)

(左上)デジタルスカイサーベイによるNGC 300、(右上)ハッブル宇宙望遠鏡のACSカメラによる同銀河、(下)ACSカメラの画像を一部を拡大したもの。クリックで下の画像のみを拡大(提供:NASA、ESA、and The Hubble Heritage Team (AURA/STScI)、謝辞:F. Bresolin (Institute for Astronomy, U. Hawaii) and the Digitized Sky Survey)

この銀河NGC 300は、われわれから650万光年離れたちょうこくしつ座の方向にある。銀河系から比較的近い距離にあると言えるが、それでも地上の望遠鏡では明るい星々が捉えられるだけだ。ハッブル宇宙望遠鏡の高い解像度のおかげで、星ひとつひとつが、まるで砂浜の砂粒のように白い小さな個々の点としてはっきりと捉えられている。

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