小惑星による恒星食の予報(2月)

【2002 年 2 月 1 日 佐藤 勲 氏 ONM No. 627】

2 月の小惑星による恒星の掩蔽予報を掲げます。USNO(アメリカ海軍天文台)での観測に基づく改良予報です。

90 点以上の現象は好条件、100 点以上の現象は、高い割合で観測に成功しています。点数の高い現象ほど、改良予報のための位置観測や、現象の観測を優先的に行なって下さるようお願いします。1 mas=0".001です。◎, ○のついた現象は、新たな改良予報が出なくてもマークして下さるようお願いいたします。

  JST 小惑星直径継続減光 恒星名光度 赤経(J2000)赤緯 点数
hm 番号名前km hms°'
222724 833Monica1819.1 HIP 0505086.9 101857+1742.4 79
2162929 488Kreusa150143.2 TYC1974003488.4 101308+2816.8 105
2252906 1613Smyley2147.6 TYC6125003898.4 133100-1831.0 86
  • 2 日のモニカは、近畿、中国、四国、九州地方が可能性圏内です。
  • 16 日のクレウサは、中部、近畿地方を通る見込みで、この地方に観測キャンペーン を張ります。名古屋、福井が中心線です。日曜日の未明の現象です。
  • 25 日のスマイリーは、九州北部、山陰、東北北部、北海道南部が可能性圏内です。

さらなる改良予報が出た場合は、電子メールや電話、アストロアーツのホームページでも情報を流します。また、観測報告は、eGroupに参加登録の上(eGroupにログイン)、occultation@egroups.co.jpに投稿して下さい。(プロフィールを記入されませんと、参加登録されません。)

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