リニア彗星(C/2000 WM1)最新画像

【2001年12月5日 アストロアーツ】 12 月 14 日更新

(12 月 14 日公開分)

連日お伝えしているリニア彗星 C/2000 WM1 は、まだ日本から十分観測可能だ。4 日のニュースの星図を参考に、ぜひ双眼鏡などで見てみよう。写真ではイオンテイル、ダストテイルともよく写っている。

5 名の方に新たに送っていただいたリニア彗星の画像を紹介しよう。(画像はそれぞれクリックで拡大)

(田中一幸氏撮影の 12/12 のリニア彗星 1) (田中一幸氏撮影の 12/12 のリニア彗星 2)

撮影者/田中 一幸
撮影地/山梨県
撮影日時/2001 年 12 月 8 日
(カラー)19 時 43 分〜、露出 60 秒、B, R バンドは 4 枚ずつ、V バンドは 8 枚
(R バンド モノクロ)20 時 48 分〜、露出 60 秒、10 枚
撮影機材等/20cm Baker-Schmidt camera F=2.3, f.l.=460mm、Apogee AP2Ep を -30 度に冷却、IDAS フィルター(カラーは B, V, R バンド)

(田中さんの作品は、10 日公開分のニュースでも紹介しています)

 

(水谷全克氏撮影のリニア彗星)

撮影者/水谷 全克
撮影地/三重県桑名市
撮影日時/2001 年 12 月 7 日
(L 画像)20 時 20 分〜、露出 240 秒、4 枚
(RGB カラー)20 時 40 分〜、露出 180 秒 各 1 枚、2×2 ビニング
撮影機材等/21cm タカハシ イプシロン 210 JP 架台、ビクシスにより自動導入、ビットラン BJ31L を -20 度に冷却、IDAS フィルター LRGB TYPE3

 

(瀧本郁夫氏撮影のリニア彗星)

撮影者/瀧本 郁夫
データは画像中に記載

 

(横山満氏撮影のリニア彗星)

撮影者/横山 満
撮影地/福岡県小石原村
撮影日時/2001 年 12 月 8 日 20 時 00 分〜、露出 10 分
撮影機材等/ペンタックス SDUF II、アトラクス、2415、R フィルター使用

●コメント:この日、薄雲が彗星を覆っていましたが、何とか V の字をした彗星を撮影することができました。E200 でも撮影していますが、こちらのほうが写りは良いようです。

 

(小渡伊三男氏撮影のリニア彗星)

撮影者/小渡 伊三男
撮影地/石川県石川郡の自宅観測所
撮影日時/2001 年 12 月 12 日 19 時 07 分〜
(R, G, B フィルター)露出 1 分ずつ
(L フィルター)露出 1 分×10 枚
撮影機材等/BORG 76ED(7.6cm 屈折 fl500mm)、レデューサー使用(F4.6 fl350mm)、ビットラン BJ32L 冷却 CCD カメラ、タカハシ EM200 赤道儀、トーカイ LRGB フィルター III + LPS-P1 フィルター使用、各フィルタービニング 2×2、冷却温度 -20 度、ニュートンマジックにて画像処理

●コメント:撮影時の高度は 22 度あまりで条件は良くありませんでしたが、ダストテイルの下側にイオンテイルが伸びているのが分かります。18 日ぶりに晴れて何とかライトブルー色のリニア彗星を撮影できました。

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(12 月 11 日公開分)

新たに送っていただいた元木基嗣さん撮影のリニア彗星の画像を紹介しよう。(画像はクリックで拡大)

(元木基嗣氏撮影のリニア彗星)

撮影者/元木 基嗣
撮影日時/2001 年 12 月 7 日 22 時 30 分〜
R フィルター:露出 1 分、2 枚
G フィルター:露出 1 分、2 枚
B フィルター:露出 1 分、4 枚
L フィルター:露出 1 分、5 枚
撮影機材等/SKY90(f=407mm, F4.5)、ST-10E
撮影時にモヤがあったため、イオンテイルの写りはよくない。

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(12 月 10 日公開分)

リニア彗星 C/2000 WM1 は現在ちょうこくしつ座の付近を南下中だ。日本からは今週いっぱいくらいが見ごろとなる。明るさは 5〜6 等級なので、見つけるためには双眼鏡などを利用しよう。詳しい位置は 4 日のニュースを参考にしてほしい。

和光久さん、小山弘宣さん、田中一幸さんにリニア彗星の画像を送っていただいたので紹介しよう。(画像はいずれもクリックで拡大)

(和光久氏撮影のリニア彗星 1) (和光久氏撮影のリニア彗星 2)

撮影者/和光 久
撮影地/長野県原村 八ヶ岳自然文化園駐車場
撮影日時/2001 年 12 月 8 日
R フィルター:19 時 33 分 35 秒〜、露出 120 秒
G フィルター:19 時 36 分 49 秒〜、露出 120 秒×2
B フィルター:19 時 43 分 49 秒〜、露出 120 秒×3
L フィルター:20 時 04 分 05 秒〜、露出 240 秒
撮影機材等/BORG 76 D=500mm, F6.5、SBig 社 ST-6、-30 度まで冷却、トーカイ LRGB フィルター、ビクセン GPD 赤道儀、ピクシスで 2 軸追尾
画像処理/(カラー)PhotoShopのレイヤーの描画モ−ドを変えたものを 2 組用意し最後にその 2 組をコンポジット、(グレー)L 画像の階調を反転

(和光さんの作品は、5 日公開分のニュースでも紹介しています)

 

(小山弘宣氏撮影のリニア彗星)

撮影者/小山 弘宣
撮影地/群馬県榛名山
撮影日時/2001 年 12 月 8 日 20 時 40 分〜、露出 5 分
撮影機材等/ビクセン GPD 赤道儀、BORG 100 EDF4 D=100mm, f=400、専用レデューサー使用、ニコン FM、フジ スーペリア 800

 

(田中一幸氏撮影の 12/8 のリニア彗星 1) (田中一幸氏撮影の 12/8 のリニア彗星 2)

撮影者/田中 一幸
撮影地/山梨県
撮影日時/2001 年 12 月 8 日
(カラー)20 時 00 分〜、露出 60 秒、B, R バンドは 2 枚ずつ、V バンドは 4 枚
(R バンド モノクロ)20 時 22 分〜、露出 60 秒、10 枚
撮影機材等/20cm Baker-Schmidt camera F=2.3, f.l.=460mm、Apogee AP2Ep を -30 度に冷却、IDAS フィルター(カラーは B, V, R バンド)

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(12 月 5 日公開分)

12 月 4 日のニュースでお伝えしたリニア彗星 C/2000 WM1 の写真を和光久さんに送っていただいたので紹介しよう。

(リニア彗星 C/2000 WM1 のデジカメによる合成写真) (リニア彗星 C/2000 WM1 の冷却 CCD による合成写真)

リニア彗星 C/2000 WM1(上)デジカメで撮影(下)冷却 CCD で撮影。それぞれクリックで拡大(写真提供:和光久さん)

撮影者/和光 久
撮影地/長野県原村 八ヶ岳自然文化園駐車場
撮影日時/2001 年 12 月 2 日
(デジカメ)20 時 46 分 20 秒〜21 時 00 分 24 秒の間で、データ転送に伴う 20 秒のインターバルをおいて 30 秒露出を 19 枚
(冷却 CCD)19 時 36 分 39 秒〜、露出 60 秒
撮影機材等/(共通データ)ビクセン GPD 赤道儀、ビクセン VC200L(バイザック)D=200mm, f=1800、専用レデューサー使用、合成 f=1278mm, F6.4
(デジカメ)フジ FinePix S1 Pro、感度設定 1600 相当、iBook500 からのリモートでインターバル撮影、19 枚コンポジット
(冷却 CCD)SBig、ST-6、-30 度まで冷却、ビニング無し、トーカイ LRGB フィルターのうち、L フィルターのみ使用

リニア彗星は現在くじら座からちょうこくしつ座のあたりを南下中。日本では今月 15 日ごろまでが見ごろだ。詳しい位置などは 4 日のニュースを参考にしてほしい。