2001 年しし座流星群の 5 分ごとの出現予報

【2001年10月23日 日本流星研究会(10月15日)】

日本流星研究会が Lyytinen-Van Flandern による予報に基づいた 2001 年しし座流星群の 5 分ごとの出現数予報を発表している。 この発表によると、流星群の活動がもっとも活発になると予想されている 11 月 19 日午前 3 時 20 分(日本時間)ごろには、理想的な観測条件の空の下では 1 分間あたりおよそ 60 個の流星が見られるだろうということだ。

日本で実際に見える1分間あたりの流星数の予想値
日本流星研究会:内山茂男氏・小川宏氏による(グラフ作成:筑波大学学生・金高美咲さんら)

図中 LM(Limit Magnitude)は肉眼で見ることのできるもっとも暗い星の等級のことで、大都市の都心部でだいたい2.5等、大都市から離れた郊外でだいたい4.5等、内陸の高原などでだいたい6.0等が目安となる。

日本流星研究会の2001 年しし座流星群 出現予報のページにはこの他、Asher 氏など他の研究者の予報した流星群の活動ピーク時刻や実際に見える流星数の目安となる ZHR の値なども掲載されている。また、上記の Lyytinen 氏の予報に基づく見え方が空の暗さによってどのくらい変わるかということについても表とグラフが用意されている。

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