Nikon USA、新型フィルムスキャナ3機種を発表

【2001年1月16日 Nikon USA

Nikon USAは、現地時間1月9日〜1月12日にSan Francisco Moscone Centerで開催された「MACWORLD Expo/SanFrancisco」において、新型フィルムスキャナ3機種を発表した。3機種とも光学系にはEDレンズを採用、そしてドライバ・ソフトには従来のイメージフィックス機能の発展版となる画像補正機能「Digital ICE3」が組みこまれ、より高品質なスキャンを実現している。また、光源はいずれもメンテナンスフリーのLED。

● Coolscan IV ED (LS-40 ED)
「Coolscan III」の後継にあたる35mm版/APS対応の普及モデル。天体写真用途を考えると、16bitでデータが取得できるようになったことは大きいだろう。光学解像度2900dpi、RGB各12bit A/D変換 (16bitまたは8bit出力)、ダイナミックレンジ3.6、USB接続。価格は895ドル。

● Super Coolscan 4000 ED (LS-4000 ED)
高解像度、高精度A/D変換、高ダイナミックレンジを誇る35mm版/APS対応の上位モデル。光学解像度4000dpi、RGB各14bit A/D変換 (16bitまたは8bit出力)、ダイナミックレンジ4.2、IEEE1394接続。価格は1,695ドル

● Super Coolscan 8000 ED (LS-8000 ED)
6×9cm版対応機種。10,000画素のトリリニアCCDイメージセンサーにより、6×9cm版全面を4000dpiでスキャンすることが可能。光学解像度4000dpi、RGB各14bit A/D変換 (16bitまたは8bit出力)、ダイナミックレンジ4.2、IEEE1394接続。価格は2,995ドル。

より詳しい情報は、Nikon USAの製品情報ページ (英文) を参照してほしい。