星間物質回収探査機「スターダスト」のカメラレンズに曇り

【2000年9月13日 CNN.com (2000.9.12)

惑星間や彗星近辺の物質サンプルを回収し地球に送り届ける初めての探査機「スターダスト」のカメラレンズに原因不明の曇りが発生し、視界不良となっている。同探査機は、2004年にはWild-2彗星に接近、彗星ダストの収集を行ない、2006年には地球に接近、サンプルの入ったカプセルを地球に送り届ける予定となっている。 この問題は、数か月前から続いている。霜がついてしまっている可能性が考えられたため、ヒーターによりそれを蒸発させる対策が行なわれ、その後温度上昇につれて改善は見られたが、全面回復はしていない。エンジニア達は原因究明のため、カメラによる恒星観測を試みようとしているところだ。

<関連リンク>

<関連ニュース>