デルタ-3型ロケットに積載の模擬衛星が研究観測の対象に

【2000年8月21日 BOEING News Release (2000/8/15)

ボーイング社は8月23日、アメリカ・フロリダ州ケープ・カナベラル空軍基地から、新型のデルタ-3型ロケットの試験打ち上げを予定しているが、積載予定の模擬衛星が、アメリカ空軍およびコロラド宇宙力学研究センター(コロラド大学)の研究のための観測対象になることとなった。

これに伴い模擬衛星は、中央部分は白と黒の縞模様に塗装され、上部プレートも切り分けたパイ状に白と黒に交互に塗装されている。また、可視光〜赤外域でのレーザー横断面分析のための高反射率の表面素材も追加されている。

アメリカ空軍やコロラド宇宙力学研究センターは、この模擬衛星の観測により衛星の持つ熱の状態や、衛星の運動などを研究する。

なお、デルタ-3型ロケットの打ち上げ予定時刻は、アメリカ東部夏時間8月23日午前7時〜午前11時(日本時間23日午後8時〜24日午前0時)の間だ。

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