NASA、船外活動用の人型ロボットを開発中

【2000年6月12日 space.com (2000/6/9)

NASAは「ロボノート」と呼ばれる船外活動(EVA)用ロボットを開発中。ロボノートは胴と頭、2本の腕から成り、腕にはそれぞれ5本指の手がついている。大きさは人間と同じ。船内の宇宙飛行士からバーチャルリアリティ(仮想現実)装置を通してコントロールされる。NASAの「Vomit Comet」(一時的に無重力状態を作り出すことができる飛行機)での実験では、飛行するボールを巧妙にキャッチするなど、高性能ぶりを発揮した。国際宇宙ステーション(ISS)の建築などに活躍する。