アマチュア観測家がガンマ線バーストの観測に成功

【2000年3月16日 NASA Space Science News (2000/3/14)

3月4日、アマチュア観測家たちが40年前の望遠鏡と手製のCCDカメラを用いて、3月1日に発生したガンマ線バースト(GRB000301C)の淡い余光(afterglow)をとらえることに成功した。

ガンマ線バーストは宇宙で最も強大な爆発現象のひとつだが、発生直後は正確な位置がわからず、さらに可視光での余光は継続時間が短いため、プロであっても観測は非常に難しい。

今回の事例は献身的で有能なアマチュア観測家の実力を示すものだ。

なお、今回観測に成功したのは、アマチュア団体であるバッファロー天文連合(Buffalo Astronomical Association)のBill Aquino氏ら。