ペルセウス座流星群は今晩が極大

【1999年8月12日】

毎年お盆のころの夜に、流れ星が数多くみられることは知っている人が多いのではないだろうか? これはペルセウス座流星群と呼ばれる、年間で1・2位を争うほど出現数の多い主要流星群が、このころにピークを迎えるためだ。

そのペルセウス座流星群が今晩(8月12日晩〜13日未明)に極大となる。今年の月齢条件は、昨日皆既日食がヨーロッパから西アジアにかけて見られたことからもわかるように、ほぼ新月。月の妨害もなく、晴れさえすれば最良の条件で流れ星を見ることができるであろう。空の条件のよい暗い場所に行けば、1時間に50個程度の出現が期待される。

ペルセウス座流星群は皆既日食とは異なり、日本からも見ることができる。ぜひとも空の暗い場所に出かけて、自分の目で流れ星を見てみることをオススメしたい。

なお、流星についての一般的なことは、昨年11月のしし座流星群特集が詳しい。今回はペルセウス座流星群であり流星群としては異なるが、どこ?に行けば流星が見える?、どうやって?流星を見る?撮影する? の個所など、流星を見る上で共通する部分は多いであろう。ぜひとも参考にしていただきたい。

参考: 8月13日 ペルセウス座流星群が極大
  天然の花火、ペルセウス座流星群
  ペルセウス座流星群が極大(1998年8月12日)