【1998年11月3日】
IAUC7044によれば、リンカーン研究所地球接近小惑星研究計画(LINEAR)チームが、ふたご座に新彗星を発見した。 発見時の明るさは約14等級で、その後2'ほどの尾が西に向かって伸びているのが確認された。 11月2日までの44個の観測から暫定的な放物線軌道が計算され、IAUC7045には以下のような軌道要素が発表されている。
COMET C/1998 U5 (LINEAR) T = 1998 Dec. 21.774 TT Peri. = 51.448 Node = 66.661 2000.0 q = 1.23192 AU Incl. = 131.999
この軌道によれば11月16日に地球に0.44AUまで接近し、カシオペヤ座付近で10等級程度にまで明るくなる見込みだ。