SOHO コントロール回復

【1998年9月17日 NASA】

復帰に向けて懸命の作業が続けられている太陽観測衛星ＳＯＨＯだが、９月17日に姿勢制御ロケットの点火が行われ、成功したことが確認された。これはＥＳＡ（ヨーロッパ宇宙機関）とＮＡＳＡが共同で行なったもの。８月の通信復帰後にまずバッテリーの充電を行い、姿勢制御ロケットが点火できるように準備を整えていた。今回の作業で太陽電池パネルが太陽に向けることができ十分な電力供給が可能になったので、今後は観測機器等のチェックを行い完全な復帰を目指している。