【1998年8月24日】
8月21日(金)から23日(日)の日程で、新潟県北蒲原郡黒川村の胎内平にて、今年も胎内星まつりが開催された。 今年は特に15周年を記念する催しも行なわれ、星まつりもいっそう盛り上がりを見せた。 プログラムやイベントの詳細は、日本プラネタリウムラボラトリーInc.のページで公開されている。
また、今年の星まつりは、RealVideoを使用した中継が行なわれ、会場の様子もリアルタイムに公開されていたのでご覧になった方も多いだろう。 中継は胎内平に設置されたRealVideoサーバから新発田市のサーバを介して発信された。 中継は終了しているが、後日、以下のページでこの模様を見ることができる。
http://www.vill.kurokawa.niigata.jp/
今回も多くのメーカーや販売店が出展していたが、その中のいくつかを紹介する。
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噂の新アトラクスが公開された。 ほぼ以前のアトラクスと同等の性能を持ちながらスカイセンサー2000PCに対応したこの赤道儀は、外見的にも多少デザインが変更されている。 スカイセンサー2000PCに対応したことで、500〜700倍速で目標天体の導入が可能になる。 価格は未定だが、1998年末には発売の見込みとのことだ。 他にも120mm屈折望遠鏡などの新製品が展示されていた。 |
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冷却CCDカメラ「CVシリーズ」の水冷対応ヘッドに、電動フィルターターレットと簡易水冷ユニットを取り付けて、
撮像デモが行われていた。簡易水冷ユニットを使用すれば、風のない夜でも水温マイナス40度まで冷やせるとのことだ。 また、話題のLRGB合成が簡単に行なえる、光映舎製の LRGB対応スライド式フィルターアダプタが展示されていた。RGBフィルター3枚にUVフィルターを加え、4個のフィルターがワンタッチで交換できる。 赤外域の色収差を除去する赤外カットフィルターも内蔵。 |
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伊中明さんのコーナーでは、星座の星々が宇宙空間に浮かんでいるように立体的に見える、3Dスライドビューアが展示されていた。 個人でも自作品を持ち込んで実演できるというのも、星まつりならではの光景だ。 |