お久しぶりです、プラネタリウム事業部のたかのです。
唐突ですが、これはとある日の都内某所の風景です。
この数時間後にニュース速報で「住宅街で不審な集団が双眼鏡を使って……」と報道されたのは言うまでもなく……（もちろん冗談です）。この集団の正体はーー？
そう、この集団の正体は アストロアーツの社員 なのである！
それでは彼らは一体何をしていたのか？この写真の時刻は2023年3月30日の19時30分頃。
試しにステラナビゲータでこの日の星空を見てみましょう。
西の空に明るい星が見えています。この時期、夕暮れの西の空に見える明るい星といえば、太陽系の惑星のひとつである金星ですね。これを拡大していくと…
金星のすぐお隣に天王星が見えています。そうなんです、「住宅街で不審な集団が双眼鏡を使って」の真相は「アストロアーツ社の前で社員が双眼鏡を使って金星と天王星の接近を見ていた」でした。
天王星が見えるかで「見えた！」「こっちは見えない！」とわいわい話しながら空を見上げていましたので、通りすがったお兄さんやベビーカーを押したお母さんから「何か見えるんですか？」と声をかけていただけることがありました。
興味を持っていただけるのは非常に嬉しく、その場で星空解説を始めちゃいました
それではここでもう1枚ご紹介しましょう。
これは会社の屋上です。カメラを持って一生懸命撮影している社員もいれば、望遠鏡も複数台出されているので、何やら見逃せない天文現象の予感。
むむむ、服装的に冬っぽいです
この日は2020年12月21日17時30分頃。もうピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね。それでは、ステラナビゲータで見てみましょう。
南西の空に「本星」という星が見えています！なるほど、本星を見ていたのですね～（棒読み）
つまらない冗談はポイッとして、拡大してみます。
木星と土星の超大接近！
クリスマス前のビッグイベントとなった天文現象です。当日はニュースで取り上げられ、SNSでもトレンド入りし「これだけ近いとひとつの星に見えるかも！？」とワクワクしながら過ごしていたのを思い出します。
（個人的な）結果は、パッと見はひとつの星、よーく見るとちゃんとふたつの星として見ることができました
こんな風に天文現象があると、社員がぞろぞろと外に集まって観測を始めるのが我々アストロアーツです。星を見るのが好きという気持ちは、今この記事を読んでくださっているみなさまと同じで、日々の仕事に取り掛かっております。そして数年前から「自分達だけで見るのはもったいない」ということから、天文現象のライブ配信なども行っています。
他の動画も、アストロアーツYouTube公式アカウントからぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、とある日のアストロアーツのご紹介、これにて終わりとします。面白い出来事などあれば記事を書くかもしれませんので、そのときはよろしくお願いいたします★彡
