H-IIAロケット46号機打ち上げ成功、衛星を正常に分離

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日本の情報収集衛星「レーダ7号機」を搭載したH-IIAロケット46号機が、1月26日10時50分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離された。

【2023年1月27日 三菱重工業株式会社

1月26日午前10時50分、情報収集衛星「レーダ7号機」を搭載したH-IIAロケット46号機が鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。当初は25日に予定されていたが、寒波による天候の悪化が予想されたために1日延期されていた。

衛星は正常に分離され、打ち上げは成功した。H-IIAロケットの打ち上げは2021年12月23日以来で、今回で40機連続成功となった。

H-IIAロケット46号機の打ち上げ
H-IIAロケット46号機の打ち上げ(提供:三菱重工業株式会社

情報収集衛星は安全保障や大規模災害等への対応といった危機管理に必要な情報を収集することを目的としている。現在は光学衛星(5、6、7号機)とレーダ衛星(3、4号機、予備、5、6号機)を運用中で、このうちレーダ衛星は、夜間や悪天候時でも放射した電磁波の反射波を検出して地上を撮影することができるという特長を持つ。

打上げ中継録画「H-IIAロケット46号機情報取集衛星レーダー7号 打上げライブ H-2A Rocket F46 IGS Radar-7 Launch Live Streaming」(提供:NVS;Necovideo Visual Solutions)